- LINEMOって5G使えるの?
- 速度制限とか、結局は遅いんじゃない?
- 格安SIMで5Gって、エリアや機種の条件が厳しそう…
LINEMOは、月990円から使える格安プランでありながら、追加料金なしで5G通信が利用できるソフトバンク系列のオンライン専用サービスです。

特別なオプション契約も不要で、対応端末を使っているだけで自動的に5Gに接続される仕組みなので、初心者でも手間なく利用できます。
ソフトバンクと同じ回線を使っているため、安定した速度とエリアカバーも強みです。
- LINEMOの5G対応状況と設定方法
- 利用できるエリアと対応端末の見分け方
- 通信速度や料金面のリアルなメリット・デメリット
- 実際に5Gを使う際の注意点と活用のコツ


実際にLINEMOを契約している私が、「LINEMOは本当に5Gが快適に使えるのか?」を解説しますので、検討している方は参考にしてください。
LINEMOは追加料金なしで5Gが使える
LINEMOでは、すべてのプランで追加料金なしで5G通信が利用できます。
- 5G通信の基本と仕組み
- 5Gは追加料金なしで使える
- 5G対応エリアはソフトバンクと同じ
- LINEMOの5Gエリアは順次拡大している
使っている回線はソフトバンクと同じなので、通信品質も安心です。
申し込みや特別なオプション契約は不要で、対応エリア内で5G対応スマホを使っていれば、5Gに自動接続されます。
5G通信の基本と仕組み
5Gとは「第5世代のモバイル通信規格」を指し、従来の4Gと比べて格段に進化した通信技術です。
LINEMOでは、ソフトバンクの5G回線をそのまま利用できるため、5Gのメリットをすぐに体感できます。
- 超高速・大容量通信:4Gよりも数倍速く、アプリのインストールや高画質動画の読み込みが一瞬で完了
- 超低遅延:操作から反応までのラグが少ないため、オンラインゲームやビデオ通話もスムーズ
- 同時多数接続:スマート家電・IoT機器など複数台の接続に強く、混雑しづらい
LINEMOを通じて、これらの最先端の通信環境を追加料金なしで使えるのは、大きな魅力です。
5Gは追加料金なしで使える
LINEMOでは、5G通信を利用するための追加料金や特別な申し込みは一切不要です。
LINEMOの5Gの特徴 | |
---|---|
対応プラン | 全プラン対応 |
対応エリア | ソフトバンクと同じ |
月額料金 | ベストプラン:990円 ベストプランV:2,970円 |
追加手続き | 不要(既存契約のまま 5 G 利用可) |
接続条件 | ①ソフトバンク 5 Gエリアにいる ②端末が 5 Gバンド n77/n78/n257 に対応 |
対応端末例 | iPhone 12 以降、Google Pixel 6 以降、Galaxy S22 以降 など |
5Gエリア内にいれば、自動的に5Gに接続されるため、誰でも手軽に次世代通信を体感できます。


LINEMO公式サイトの「動作確認端末」ページで、お手持ちのスマホが 5 G通信対応となっているかチェックしてみてください。
ソフトバンクの5Gネットワークをそのまま無料で使えるのがLINEMOの強みです。
5G対応エリアはソフトバンクと同じ


LINEMOはソフトバンク回線を使っているため、5Gが使えるエリアもソフトバンクと全く同じです。
特別な制限はなく、ソフトバンクの5Gエリア=LINEMOの5Gエリアとして利用できます。
- 大都市圏:東京23区、横浜市、大阪市、名古屋市、福岡市、札幌市 など
- 主要交通ハブ:JR・私鉄のターミナル駅、地下鉄駅構内、新幹線沿線、高速道路SA/PA
- 空港・商業施設:羽田・成田・関空・セントレア空港、全国のイオンモール/ららぽーと/アウトレットモール など
- 観光・地方都市:函館・仙台・金沢・広島・那覇、市街地を中心に順次拡大中
5Gエリアは、ソフトバンク公式「サービスエリアマップ」または、LINEMO公式サイト「対応エリア」からいつでも最新情報を確認できます。
今後も対応地域は広がっていく見込みですので、「今は使えなくても将来使える可能性が高い」のもポイントです。
LINEMOの5Gエリアは順次拡大している
LINEMOが提供する5Gは、ソフトバンクの基地局拡張とともに全国へと広がり続けています。
- 設備面|KDDIと共同で全国に10万局の基地局を整備
- 技術面|2025年4月からHPUEを導入予定
- 通信方式|5G SA(スタンドアローン)対応エリアも拡大中
特に以下の3つの取り組みに注目が集まっています。
設備面|KDDIと共同で全国に10万局の基地局を整備
2024年にソフトバンクとKDDIが提携し、2030年度までに1社あたり10万局の5G基地局を全国に展開すると発表しています。
これにより、都市部だけでなく、地方や郊外でも5Gが使える未来が近づいています。
» ソフトバンクとKDDI、5Gネットワーク共同構築の協業範囲を拡大
技術面|2025年4月からHPUEを導入予定


HPUE(High Power User Equipment)とは、上り通信の出力を高める技術のことです。
導入されると、5Gの接続安定性が向上し、屋内やビルの影でも繋がりやすくなるのがメリットです。
» 国内初、5GサービスでHPUEを導入開始
通信方式|5G SA(スタンドアローン)対応エリアも拡大中
現在の5G通信は主にNSA方式ですが、LINEMOが乗るソフトバンク網では、より高度な「5G SA」エリアも全国へ拡大中です。これにより、超低遅延かつ高信頼な通信が期待できます。
» 5G SAエリア|ソフトバンク
現時点では都市部中心のカバーですが、上記の取り組みにより地方都市・郊外にも5Gが広がりつつある状況です。
LINEMOで5Gを設定する方法
LINEMOで5G通信を使うには、「5G対応スマホ」と「5Gエリア内」という2つの条件を満たす必要がありますが、難しい設定や特別な操作は一切不要です。
5G対応スマホを使っていて、5Gエリアにいれば、自動的に接続されるため、初心者の方でも安心です。
5G対応スマホを使う
LINEMOで5G通信を利用するには、5G対応のスマートフォンが必須です。
使いたい場所が5Gエリア内でも、端末が対応していなければ5G通信はできません。
メーカー | 代表的な5G対応端末 |
iPhone | iPhone 12 以降 |
Google Pixel | Pixel 6 以降 |
Samsung Galaxy | Galaxy A53 5G 以降 |
SHARP AQUOS | AQUOS sense7 以降 |
Sony Xperia | Xperia 10 IV 以降 |
購入前に LINEMO公式サイトの「動作確認端末」ページでも対応しているかチェックしましょう。


- 設定 → モバイル通信 → 通信のオプション
- 音声通話とデータ をタップ
- 「5Gオート」または「5Gオン」を選択


Android 端末も、「設定 → ネットワーク → SIM → 優先ネットワークの種類」などで 「5G/4G/3G」 を選べば5Gの設定ができます。
5G対応エリアで使う


LINEMOで5G通信を利用するには、スマホが5G対応しているだけでなく、利用エリアも5G対象である必要があります。
対応エリア外では、自動的に4G LTEへ切り替わるため、通信速度は5Gほど速くなりません。
LINEMOの5Gエリア確認方法 | |
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LINEMO公式サイト | LINEMO公式サイト「対応エリア」で提供地域を確認可能 |
ソフトバンク公式サイト | LINEMOと同じ回線。ソフトバンク公式「サービスエリアマップ」で確認可能 |
スマホの画面表示 | 電波をつかんでいる場合、ステータスバーに「5G」マークが表示される |
- 地下やビルの中ではつながりにくい傾向
- 地方エリアはまだ対応途中で、都市部と比べて5G圏内が狭い
- 「5G」の表示が出ていても、電波状況次第で速度が出ないこともある
5Gが利用できるエリアが限られている間は、4Gと併用する柔軟な使い方が現実的です。
普段のSNSや動画視聴は4Gでも十分な速度が出るため、居住地や通勤先が5Gエリアに入っているかを確認しておくと安心です。
LINEMOの5Gに関する評判や口コミ
LINEMOに関するリアルな評判や口コミを抜粋して紹介します。
X(Twitter)に掲載されている良い評判について、ありのままのリアルな声をお届けします。
これからLINEMOの利用を検討している方は、契約前に評判を確認しておくことをおすすめします。
良い評判や口コミ
LINEMO(ラインモ)は格安SIMながら、5G通信の速さと安定感が高く評価されています。
他社から乗り換えたユーザーからは、「通信が快適になった」「地下でも使えるようになった」と満足の声が多く見られます。
LINEMO君すげえよ…
— がぶりあ@車/自転車/アニメ/CG/PC (@Gabria_A140F6) March 5, 2025
普通に5G入って、通勤の時間帯でも超快適だわ pic.twitter.com/aKrqCvYIfy
LINEMOに切り替えてようやく5Gが利用可能に。スピードが全然違うぞw pic.twitter.com/CJjjQdEt8K
— ただの銀行員 (@BATALEON007) June 2, 2025
先日所謂パケ死に近い状況になったのをきっかけに、長年使っていたMVMOからLINEMOへ乗り換えました。
— Moz@腕時計 (@Moz_watch) April 18, 2025
今eSIMなら即日開通出来るんですね。それがまず凄い。そして5Gの速さが半端ない。
料金ほぼ同じで容量も5倍に増えたしもっと早く変えておけば良かった😅
ahamoからLINEMOに切り替えた結果
— 岩沢ここあ (@iwasawakokoa) June 9, 2025
パケ詰まりが無くなった
4Gと5Gの切り替えがスムーズになった
地下でも問題無く使える
良いことしか起こりませんでした。
昔はdocomoの評判良かったのにな
残念で仕方ない
povoへの回線切り替え完了。自宅でスピードテストしてみると、LINEMOは5Gで下り150Mbpsぐらい出てるが、povoは4Gなので40Mbpsほど。まあ、基本はWi-Fiだし、会社で昼時も安定的に通信できること重視だから…。しかしKDDIはマジで5G整備が遅れてるな。
— ぼくや (@bokuya) July 4, 2025
ahamoからLINEMOに移行して、めちゃくちゃ快適。通勤時、毎朝パケ詰まりで通信できたなかったのが嘘のように繋がる、速い、基本5G掴める。毎朝のプチストレスが1つ解消。SIMカード入れ替えるだけでこんなに変わるとは…
— ももも (@cranberrych) May 20, 2025
地域によって5Gの対応状況は異なりますが、対応エリア内でのLINEMOの速度や安定性は高く評価されています。
- 5G通信の安定感:地下や通勤ラッシュ時でも快適な速度
- eSIMで即日開通:手続きもスムーズでストレスなし
- 他社と比較しても優秀:ahamo・povoより快適という声
月990円からの低価格で高速通信を求める人にとって、LINEMOは非常に魅力的な選択肢です。
悪い評判や口コミ
良い評判が多い一方で、「地域によってはつながりにくい」「速度が不安定」といった声も見られます。
そろそろLINEMOやめ時かな?どんどん繋がり不安定且つ速度が落ちてる。これで5gと言われてもなぁ pic.twitter.com/u9QmAlAKTe
— ルルル@シンプリスト (@rururu_simplist) December 5, 2024
地方(田舎)でももう少し5Gエリアが広がると嬉しいです。
— まあまあ頑張った元おじさん公務員 (@nanatoku) June 10, 2025
ソフトバンクLINEMO、回線切り替え当初は昼間の速度低下が著しかったけど、会社周辺まで5Gが整備されたせいか改善されたと思いきや、最近また遅い。
— ぼくや (@bokuya) May 27, 2025
都市部では高速・安定通信の恩恵を受けやすいですが、地方や時間帯によっては通信速度にムラが出ることもあるようです。
契約前には、自分の生活圏が5Gエリアに対応しているかを確認することが大切です。
自分のライフスタイルや通信環境に合った使い方ができれば、LINEMOは非常にコスパの高い選択肢となるでしょう。
LINEMOで5Gを使うメリット
LINEMOでは、月990円からという低価格ながら、ソフトバンクの高品質な5G回線をそのまま使える点が大きなメリットです。
- 超高速で大容量通信ができる
- データ通信の遅延が少なく快適
- 複数のデバイスに同時接続できる
格安SIMの中では珍しく、通信速度の安定性と料金の安さを両立しているブランドです。
超高速で大容量通信ができる
LINEMOの5Gは、下り最大10Gbpsクラスの高速通信に対応しており、大容量データの送受信がスムーズです。
高速かつ安定した通信が可能なため、動画視聴やデータの送受信も驚くほどスムーズです。
4Gの理論値は最大1Gbps、対して5Gは最大10Gbpsと、最大で10倍もの通信速度となっています。実測値は環境に左右されますが、それでも日常的に4Gを大きく上回るスピードを体感できます。
- 4K〜8Kの高画質動画も止まらず再生できる
- アプリやOSの大型アップデートが短時間で完了
- 写真・動画のクラウド保存も待ち時間ゼロ
- スマホ1台で動画編集やオンライン作業も余裕
スマホでYouTubeやNetflixをよく見る人、大容量アプリを使う人、仕事でもスマホを活用したい人にとって、LINEMO×5Gの組み合わせは非常に頼れる存在です。
データ通信の遅延が少なく快適
LINEMOの5Gは、通信の反応速度が非常に速いのが特徴です。この低遅延性能により、画面の動きと操作のズレがほぼゼロになります。
- FPS・格闘系など反応速度が命のオンラインゲーム
- ZoomやTeamsなどのリアルタイム会議
- インスタライブやYouTubeライブなどの配信視聴・配信
4Gではコンマ数秒のタイムラグが発生することもありますが、5Gではそのラグがほぼありません。
「押したのに反応が遅い」といったストレスがなくなるため、集中力や作業効率もアップします。
オンラインでのやり取りが多い方や、快適なリモート環境を求める方には、5G×LINEMOがぴったりです。
複数のデバイスに同時接続できる
LINEMOの5Gは、同時に複数の端末を安定して接続できるという特長があります。
スマホ1台からノートPCやタブレット、スマート家電まで、一斉に使っても速度が落ちにくいのが魅力です。
- スマホをルーター代わりにして、PC・タブレットへテザリング
- 見守りカメラやスマートスピーカーなどIoT機器との接続
- 外出先や帰省先で、自宅Wi-Fiのように家族で回線をシェア
テレワークや外出先での仕事、家族での旅行先でも、「つながらない」「遅い」と感じにくい通信品質が確保されます。
複数人で使っても安心できる通信環境を求めている方に、LINEMOの5Gは非常におすすめです。
LINEMOで5Gを使うデメリットや注意点
LINEMOの5Gは、追加料金なしで高速通信ができるという魅力がありますが、使い始める前に必ず知っておきたいデメリットや注意点もあります。
- バッテリー消費が大きい
- 大量にデータ消費することがある
- 思ったほど速度がでないことがある
事前にチェックしておけば、LINEMO×5Gをより快適に使いこなせます。
バッテリー消費が大きい
5G通信は高速で便利ですが、4Gよりも電力消費が大きいというデメリットがあります。
- 5GでSNSや動画を見ていたら、昼すぎには残量20%に…
- カフェでノートPCにテザリングしたら、1時間でバッテリー半減
スマホの設定が「常時5G接続」のままだと、気づかないうちに電池がどんどん減ってしまいます。
電池持ちを良くする対策 | |
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5Gオートに設定変更 | 必要なときだけ5Gに接続。普段は4Gで電池を節約 |
モバイルバッテリー携帯 | 外出時の電源切れ対策に便利。急速充電対応ならなお安心 |
不要なアプリの通信を制限 | バックグラウンド通信が多いとさらに電池を消耗 |
スマホをよく使う人ほど、5Gとバッテリーのバランスを意識しておくと安心です。設定を見直すだけでも、電池の持ちは大きく変わります。
大量にデータ消費することがある
5Gは便利な反面、通信が速すぎるあまり、データを一気に消費してしまうことがあります。
知らないうちに月間上限を超えてしまい、速度制限なんてことにもなりかねません。
よくある原因 | 具体例 | 主な対処法 |
高画質動画が自動再生 | 5 G帯域を検知して動画サービス側が 4K/HDR を自動選択し、1 時間で 1 GB超えになるケース | 標準画質(480p)以下に設定、自動再生オフにするか、Wi-Fi時のみ再生 |
アプリのバックグラウンド更新 | 5 G接続時は「大容量ファイルもモバイル通信で許可」の初期設定がONになっているアプリがある (例:写真クラウド同期) | バックグラウンド通信を制限 |
LINEMOのベストプラン(3〜10GB)など少容量プランを使っている人ほど、日常のちょっとした設定が通信量に大きく影響します。
「いつの間にかギガがない…」とならないよう、5Gだからこそ、使い方の工夫が必要です。
思ったほど速度がでないことがある
5Gに接続しているはずなのに、「思ったほど速くない…」と感じることがあります。
これは5G特有の問題というより、エリアの混雑・建物構造・時間帯の影響など、さまざまな要因が重なって起きる現象です。
よくある原因 | 具体例 | 主な対処法 |
電波が弱い・遮へい物が多い | 高層ビルの高層階、地下街、建物の奥まった部屋 | ①窓際や屋外へ移動 ②Wi-Fiに切替 ③ソフトバンクの「屋内電波改善サービス」で小型基地局を設置(無料) |
利用者集中による混雑 | 通勤ラッシュの駅構内、夜間の繁華街 | ①機内モード ON→OFF にして再接続 ②一時的に 4 G/LTE に手動切替(設定▶モバイル通信▶通信のオプション) |
端末側の一時的な不具合 | キャリア設定アップデート未適用、アプリが固まっている | ①端末を再起動 ②iOS/Androidとキャリア設定を最新に更新 |
5Gはまだ全国整備の途中段階となっています。
「速さを重視したいときは5G、安定性を求めるときは4G」と使い分けるのが現実的な活用法です。
LINEMOの通信速度【毎日更新】
LINEMOの時間帯別の平均速度情報(直近3ヶ月)
時間帯 | 下り | 上り | Ping |
---|---|---|---|
平均 | 114.33Mbps | 17.95Mbps | 37.63ms |
朝 | 90.50Mbps | 16.21Mbps | 37.09ms |
昼 | 114.67Mbps | 17.43Mbps | 36.84ms |
夕方 | 95.48Mbps | 14.87Mbps | 39.41ms |
夜 | 92.79Mbps | 17.52Mbps | 37.56ms |
深夜 | 104.36Mbps | 18.90Mbps | 38.79ms |
LINEMOの速度の平均値は下り 114.33 Mbps、上り 17.95 Mbps、Ping値 は 37.63 ms です。
SNSやWebサイト、動画を快適に利用できる速度です。
- 下り(ダウンロード)速度
- SNSやWebサイトの閲覧、YouTubeなどの動画閲覧をする際の通信速度に関係する値です。値が大きいほど快適に利用できます。
- 上り(アップロード)速度
- SNSやYouTubeへの動画をネット上に投稿する時に関係する値です。値が大きいほど投稿にかかる時間が短くなります。
- Ping値
- スマホを操作してデータが返ってくるまでの時間を表します。数値が小さいほど、Webページの切り替えやアプリの反応が快適になります。
利用用途 | 下り(ダウンロード)速度 | 上り(アップロード)速度 | Ping値 |
テキストメッセージ (メールやLINEなど) | 1Mbps | 1Mbps | 100ms以下 |
SNS (TwitterやInstagram) | 3Mbps (閲覧時) | 3Mbps (投稿時) | 100ms以下 |
Webサイトの閲覧 | 10Mbps | ー | 100ms以下 |
動画視聴 (YouTube※やNetflixなど) | 1Mbps(低画質) 5Mbps(標準画質) 20Mbps(高画質) | ー | 100ms以下 |
オンライン会議 (ZOOMやTeamsなど) | 15Mbps | 15Mbps | 50ms以下 |
大容量ファイル転送 (OS更新含む) | 50Mbps以上 (受信時) | 50Mbps以上 (送信時) | ー |
オンラインゲーム | 50Mbps以上 | 30Mbps以上 | 30ms以下 |
格安SIMの通信速度ランキングが気になる方は「【毎日更新】格安SIMを入れたスマホ全36社の通信速度比較ランキング」で詳しく解説しています。
LINEMOの5Gが繋がらない原因と対処法
LINEMOで5G対応スマホを使っていても、「5Gにつながらない」「ずっと4Gのまま」という状況になることがあります。
このような場合でも、スマホや回線が壊れているとは限りません。多くは設定ミスや環境の問題です。
- 利用エリアが5Gに対応していない
- スマホが5Gに対応していない
- データ通信利用量を超過している
- システムのバージョンが古い
LINEMOの5Gが繋がらない原因とそれぞれの対処法を紹介します。
利用エリアが5Gに対応していない


LINEMOで5Gに繋がらない原因として、最も多いのが「現在地が5Gエリア外」というケースです。上記の黄色塗り箇所が5Gエリア外です。
ソフトバンクの回線を利用しているLINEMOでは、5Gの対応エリアもソフトバンクと同じです。ただし、都市部でも地下・建物の奥・山間部などでは電波が届きにくい場所があります。
- 地下鉄や地下街にいる
- 鉄筋コンクリートの建物内
- 高層ビルの中や周囲が壁に囲まれた場所
5Gエリアの確認方法 | |
---|---|
エリア確認方法 | LINEMO公式サイト「対応エリア」、ソフトバンク公式「サービスエリアマップ」で確認可能 |
通信状態の改善 | 駅前・屋外・高所など、5Gの届きやすい場所に移動して再接続 |
利用の可否 | 圏外でも自動で4Gに切り替わるため、基本的な通信は継続可能 |
5Gが使えなくても、LINEMOは4G LTEでも十分な速度が出ます。
ただし、生活圏に5Gが入っていればより快適に使えるため、事前にエリア確認をおすすめします。
スマホが5Gに対応していない
LINEMOで5Gに繋がらないとき、意外と多いのが「使っているスマホ自体が5Gに非対応」というパターンです。
メーカー | 代表的な5G対応端末 |
iPhone | iPhone 12 以降 |
Google Pixel | Pixel 6 以降 |
Samsung Galaxy | Galaxy A53 5G 以降 |
SHARP AQUOS | AQUOS sense7 以降 |
Sony Xperia | Xperia 10 IV 以降 |
iPhoneやPixelシリーズなど、モデルによって対応状況が異なるため注意が必要です。


LINEMO公式サイトの「動作確認端末」ページで、お手持ちのスマホが 5 G通信対応となっているかチェックしてみてください。
端末が5G非対応の場合は、LINEMOを利用していても自動で4Gになります。
そのため、5G目的でLINEMOに乗り換える場合は、スマホの対応可否を必ず事前に確認してください。
データ通信利用量を超過している
LINEMOでは、プランごとに月間の通信量が設定されており、月の容量を超過すると速度制限がかかります。
この状態では、5Gの電波をつかんでいたとしても、実際の通信は低速モードで行われるため「5Gなのに遅い」と感じる原因になります。
データ超過時の速度制限内容 | |
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ベストプラン(3〜10GB) | 最大300kbps(YouTube再生が困難なレベル) |
ベストプランV(30GB) | 最大1Mbps(標準画質動画ならOK) |
上記のように、超過後は制限された速度になるため、大容量通信が必要な場面では使いづらいです。
- My Menu/LINEMOアプリで残量を確認
- 追加データチャージ(550円:1 GB)を利用する
- ベストプラン利用者は、定期的に通信量を見直し、ベストプランVなどへの変更も検討
YouTubeやSNSの利用が多い人は、知らないうちに通信量を使い切っていることもあるため、こまめな確認が快適な5G利用につながります。
システムのバージョンが古い
スマートフォンのOSやキャリア設定が古いままだと、5G機能がうまく動かない場合があります。
LINEMOの5G回線を利用するには、対応端末に加えて、ソフトウェアやプロファイルが最新状態であることが前提条件です。
チェック項目 | 確認手順 | 最新化の方法 |
OSバージョン | iPhone:設定 → 一般 → 情報/Android:設定 → システム → 端末情報 | 設定 → 一般 → ソフトウェアアップデート(iOS) 設定 → システム → システムアップデート(Android) |
キャリア設定/ベースバンド | iPhone:「情報」を開いたときにアップデートがあるとポップアップ表示 | ポップアップが出たら [更新] をタップ |
APNプロファイル(LINEMO) | iPhone:設定 → 一般 → VPNとデバイス管理にプロファイル表示 | LINEMO公式「iPhone用APN構成プロファイル」を再インストール(最新版に上書き) |
最新のシステムでないと、せっかくの5Gの性能が活かされません。
初期設定時や端末変更後は、必ずソフトウェアやプロファイルが最新かをチェックしましょう。
LINEMOが繋がらない場合、「LINEMOの電波が悪い、繋がらない時の対処法」でも詳しく解説しています。
LINEMOの5Gに関するよくある質問
LINEMOで5Gを利用するときに、ユーザーからよく寄せられる疑問をQ&A形式でまとめました。
- LINEMOなのに5Gにならないのはなぜ?
- LINEMOで5Gを使うのに申し込みは必要ですか?
- LINEMOの5Gはテザリングでも使えますか?
5Gが繋がらない原因や、乗り換え時の注意点など、事前に知っておくことでトラブルを防げます。
まとめ|LINEMOの5Gエリアは順次拡大中
LINEMOは、ソフトバンクの高速5Gネットワークを追加料金なしで月990円から利用できる格安SIMです。
5G対応スマホとエリア条件さえ満たしていれば、申し込みや特別な設定も不要で、すぐに5G通信を体感できます。
5Gエリアも年々広がっており、今後ますます使いやすくなることが期待されています。
LINEMOの5Gの特徴 | |
---|---|
対応プラン | 全プラン対応 |
対応エリア | ソフトバンクと同じ |
月額料金 | ベストプラン:990円 ベストプランV:2,970円 |
追加手続き | 不要(既存契約のまま 5 G 利用可) |
接続条件 | ①ソフトバンク 5 Gエリアにいる ②端末が 5 Gバンド n77/n78/n257 に対応 |
対応端末例 | iPhone 12 以降、Google Pixel 6 以降、Galaxy S22 以降 など |
これからの時代、動画視聴・ゲーム・ビジネス利用すべてで「高速通信」は当たり前になります。
その中でLINEMOは、速さ・安さ・手軽さの3拍子が揃った、5Gデビューにぴったりの選択肢です。
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