- ソフトバンクからahamoに乗り換えたいけど、手続きが面倒そう…
- 料金は安くなるって聞くけど、デメリットもありそうで不安
- 端末はそのまま使える?メールやLINEはどうなるの?
大手キャリアのソフトバンクから、シンプルで安いプランが魅力の「ahamo」へ。
気になるけど、いざ乗り換えるとなると、手続きの流れや注意点、実際におトクかどうかがよくわからないという方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ソフトバンクからahamoへの乗り換えを検討している方向けに、手順・費用・タイミング・注意点をわかりやすく解説します。さらに、よくある後悔ポイントやデメリットも正直に紹介します。
この記事を読んで、安心してahamoに乗り換えましょう。
ソフトバンクからahamoに乗り換える手順

ソフトバンクからahamoへの乗り換え(MNP)は、全てオンラインでカンタンに完了します。以下の手順で解説していきます。
- 手順1|事前準備をする
- 手順2|MNP予約番号を取得する
- 手順3|ahamoに申し込む
- 手順4|SIMカードを受け取る・eSIMを設定する
- 手順5|開通手続き&初期設定をする
手順1|事前準備をする
ソフトバンクからahamoへの乗り換えをスムーズに進めるためには、いくつかの事前準備が必要です。
以下の手順に沿って、申し込み前に必要な確認や設定を済ませておきましょう。
対応端末か確認する
現在ソフトバンクで使っている端末を引き続きahamoでも使用する場合、端末がahamoでも利用可能か確認しておきましょう。
特に古いモデルや一部Android端末は注意が必要です。
» 対応端末一覧はこちら
SIMロックを解除する
2021年10月以降に発売されたスマートフォンは、原則としてSIMロックがかかっていません。そのため、最近の機種を使っている方は基本的にSIMロック解除の手続きは不要です。
ただし、以下のような場合にはSIMロック解除が必要になることがあります。
- 2021年10月1日以前に購入したソフトバンク端末を使う
- 中古で購入した端末にSIMロックがかかっている
解除手続きはMy SoftBankから無料で行うことができ、端末によっては店頭(有料:3,300円)でも可能です。
- SIMロック解除をしたい端末の電話番号でMy SoftBankへログインする
- 「IMEI番号」を入力し「次へ」をタップする
- 「お手続きが完了しました」の表示が出ればSIMロック解除完了
※IMEI番号の確認方法 »iPhone利用中の方はこちら »Android利用中の方はこちら


dアカウントを作成・ログイン確認
ahamoの契約にはdアカウントが必要です。事前にアカウントを作成し、ログインできるか確認しておけば、ahamoでの申し込みの際にスムーズに手続きできます。
ソフトバンクメールの移行を検討
@softbank.ne.jpのメールはahamoに乗り換えると使えなくなります。継続利用したい場合は「メール持ち運び」(月額330円)に事前申し込みをしておきましょう。
» ソフトバンクのメール持ち運びサービス
メール持ち運びサービスは、回線の解約後31日以内に申し込みが必要です。必要な人は乗り換え後すぐに申し込みしておきましょう。
LINEやアプリのデータ引き継ぎ
LINEなどのアプリは、引き継ぎ設定をしないとデータが消えてしまうことがあります。アカウント連携やバックアップを済ませておきましょう。
iPhoneの場合は「iCloud」または「iTunes」でのバックアップ、Androidの場合は「Google ドライブ」でのバックアップがおすすめです。
手順2|MNP予約番号を取得する
ソフトバンクからahamoに乗り換える際、今の電話番号をそのまま使いたい人は「MNP予約番号」が必要です。
MNPとは、現在の電話番号を引き継いで他社に乗り換える制度のこと。
MNP予約番号は、以下の方法で発行できます。
- My SoftBank(24時間受付、予約番号発行時間は午前9時~午後8時)
- 電話(午前9時~午後8時)
- ソフトバンクショップ(受付時間は店舗による)
電話の窓口は以下の通りです。
携帯電話番号ポータビリティお問い合わせ窓口
ソフトバンク携帯電話から:*5533 フリーコール:0800-100-5533
受付時間:午前9時から午後8時まで
なお、ソフトバンクショップを利用する際は事前に近隣のショップを調べ、予約しておくことでスムーズに手続きできます。
» ソフトバンクの店舗検索
ショップで手続きする際には、本人確認書類を忘れないようにしましょう。
- 運転免許証
- 日本国パスポート
- マイナンバーカード
- 身体障がい者手帳/療育手帳/精神障がい者手帳
- 在留カード+外国パスポート/特別永住者証明書
MNPワンストップ制度を利用すれば予約番号の発行が不要に
2023年から導入された「MNPワンストップ制度」により、手続きを簡略化できるケースが増えました。
この制度を利用すれば、ソフトバンク側でMNP予約番号を発行する手間が省け、ahamo側で申し込みを完結できるようになります。
- 対応キャリアでのみ利用可能(ソフトバンク → ahamo は対応)
- オンライン申し込み限定(店舗や電話申し込みは非対応)
- 乗り換え先の入力フォームでソフトバンクの契約情報を入力するだけでOK
- MNP予約番号の取得は不要
手順3|ahamoに申し込む
MNP予約番号を取得またはワンストップ対応が確認できたら、ahamo公式サイトまたは専用アプリから申し込みます。
ahamoはオンライン専用プランのため、店舗や電話での受付は行っていない点に注意しましょう。

希望する手続きを選択して、「次へ」進みます。
- 今の電話番号をそのまま使う(MNP)or 新規取得
- 現在の携帯電話会社(docomo/irumo) or それ以外
- 端末の購入有無
- SIMタイプ(eSIM or SIMカード)

eSIMは最短即日利用ができてスピーディーに開通できます。
初心者でWeb開通手続きが不安な方は、SIMカードを選ぶとよいでしょう。
- SIMカード
- スマホ端末本体に挿入するカード型(従来型)タイプです。
利用開始方法:SIMカードの受け取り後、製品に挿入します。 - eSIM
- 製品に内蔵された本体一体型です。
利用開始方法:申込み完了後に、ご自身で開通手続きを行います。
メリット | デメリット | |
SIMカード | Webでの開通手続きが不安な方に◎ 機種変更時もスムーズ | 配送までに4日〜1週間程度かかる |
eSIM | 当日〜3日前後で利用開始 SIMカードの挿し替え作業が不要 | 対応機種が限られる |


申し込み前に準備が必要なものは以下の4点です。準備ができたら、「準備OK」をタップして進みましょう。
- MNP予約番号:MNPワンストップ方式で乗り換える場合は不要
- 本人確認書類:マイナンバーカード、運転免許証など
- クレジットカードまたは銀行口座情報:契約者と同じ名義
- 対応端末の確認:ahamo対応端末一覧で確認、SIMロックを解除


データ通信量やオプションを選択しましょう。
- 通常プラン:30GB/月2,970円(税込)
- 大盛りオプション追加:110GB/4,950円(税込)
以下の特典はプランに含まれています。
- 国内通話5分0円
- 海外データ通信30GB無料
長電話が多い方は、かけ放題オプション(月額1,100円)の追加も可能です)の追加も可能です。


契約者と実際の利用者が異なる場合、例えば契約者の子どもが利用する場合には「異なる」を選択してください。


ahamoの契約にはd アカウントが必要です。
- dアカウント未登録:「新規でdアカウントを作る」
- dアカウント登録済:「持っているdアカウントを使う」→ログインして、STEP8へ進む



ahamoは同一個人名義で最大5回線まで契約できます。
ただし、1回線ごとに異なるdアカウントが必要です。


今回は「新規でdアカウントを作る」を選択しました。
メールアドレスを入力すると、ワンタイムキーが届きます。
受信メールに記載されたワンタイムキーを入力して登録後、パスワードを設定しましょう。


乗り換え(MNP)手続きページに切り替わりました。
乗り換える携帯電話番号を入力し、「MNP予約番号の取得状況」を選択します。



今回は「取得していない」(MNPワンストップ方式)を選択しました。
次に、一覧の中から現在お使いのキャリアを選択します。


キャリア一覧より「ソフトバンク」を選択後、「乗り換え(MNP)の手続きへ進む」をタップします。


現在お使いのキャリアのマイページにログインします。
MNP転出する電話番号を選択し、MNP転出申請に関する注意事項などに同意してください。
そのほかアンケートなどに回答し、会社でのMNP転出手続きを完了させましょう。
転出手続きが完了したらahamoサイトでの手続きに戻ります。


本人確認書類を選択します。ahamoでは以下の本人確認書類を利用できます。
- マイナンバーカード
- 運転免許証
- 各身体障がい者手帳
- 住民基本台帳カード
- 在留カード
など
あわせて、提出方法も選択してください。
- ICチップ読み取り(JPKI)
- マイナンバーカードを利用した公的個人認証サービスです。
IC チップに記録された「署名用電子証明書」を利用して、本人確認を行います。 - 顔写真+書類撮影(eKYC)
- 本人の顔写真や身分証明書の画像を撮影し、アップロードして本人認証を行います。
こちらも本人確認手続きがWebで完結します。



今回はahamoおすすめの「ICチップ読み取り(JPKI)」を選択しました。


ahamoアプリでの本人確認(JPKI)を行います。ICチップチップの読み取りには以下の4点が必要です。
- マイナンバーカード
- 署名用電子証明書のパスワード
- マイナンバーカード読み取りに対応したNFCスマホ
- ahamoアプリ
「署名用電子証明書のパスワード」を入力し、マイナンバーカードを読み取ります。
読み取った情報を確認して「次へ」。完了画面が表示されたらahamoサイトに戻ります。


マイナンバーカードの読み取りを行ったため、入力事項が一部省略できます。
空欄部分のみ入力しましょう。
現在お使いのスマホをそのままahamoで利用する場合、「EID」の入力が必要です。
EIDの確認方法
EIDはeSIMの識別番号で、全部で32桁で構成されています。「設定」アプリを開いて確認できます。
iPhoneでの確認方法:「一般」→「情報」→「EID」の欄で確認
Android端末での確認方法:「ネットワークとインターネット」「接続」→「SIM」「モバイルネットワーク」→「eSIM情報」(SIMやネットワーク関連の項目を選択)→「EID」


ahamoで設定できる支払い方法は、クレジットカードまたは銀行口座振替から選択できます。
詳細を入力し、「同意して次へ」進みましょう。


すべての同意事項・注意事項を確認して「同意済み」にチェックを入れ、次へ進みます。


申し込み内容を確認し、問題なければ、「注文を確定する」をタップします。



以上でahamoへのMNPワンストップ申込みは完了です。
申し込み完了後は、SIMカードや「利用開始手続きのご案内」メールを受け取ってから、回線切替やAPN設定を行いましょう。
- SIMカードの場合
- SIMカードを受け取る
- ahamoサイトやアプリで、「切り替え(開通)手続きへ」へ進む
- 電話番号や注意事項を確認し、問題なければ「開通する」ボタンタップ
- SIMカードを挿入し再起動
- (Androidスマホ一部端末のみ)「設定」アプリにてAPN設定を行う
- 発信テスト用番号(111/通話料無料)へ電話をかける
- eSIMの場合
- Wi-Fi環境を準備しておく
- 「eSIM利用開始手続きのご案内」メールまたはSMSを受け取る
- 案内に沿ってQRコードを読み取り、端末に「eSIMプロファイル」をダウンロード
- 端末を再起動
- 発信テスト用番号(111/通話料無料)へ電話をかける
手順4|SIMカードを受け取る・eSIMを設定する
物理SIMを選んだ場合は、申込から最短3日程度でSIMカードが届きます。届いたらスマホに挿して準備OKです。
一方、eSIMを選んだ場合は、申し込み完了後すぐに届く案内メールや画面のQRコードを読み取り、端末にeSIMプロファイルをインストールするだけでOK。
即日開通も可能なので、スピーディーに使い始めたい方におすすめです。
設定の途中でインターネット接続が必要になる場合もあるため、あらかじめWi-Fiの準備をしておきましょう。
- 端末の設定メニューから「モバイル通信」や「ネットワークとインターネット」を選択
- 「eSIMを追加」や「モバイル通信プランを追加」を選ぶ
- 案内メールに記載されたQRコードを読み取り、画面の指示に従ってeSIMの設定を完了させる
手順5|開通手続き&初期設定をする
SIMカードが届いたら、開通手続きと初期設定を行います。
- ahamoアプリまたは公式サイトにアクセスし、dアカウントでログインする
- 「切り替え(開通)手続きへ」を選択する
- 表示される電話番号や注意事項を確認し、問題がなければ「開通する」を選択して手続きを完了させる
開通手続きはMNP予約番号期限内に行いましょう。
問い合わせなく予約番号が過ぎた場合は、商品受け取りから1か月後に契約申し込みが取り消しとなってしまいます。
開通手続き可能時間は午前9時~午後9時です。
Androidの場合はAPN設定も忘れずに
iPhoneの場合は自動でAPN設定されることがほとんどですが、Androidの場合は手動での設定が必要です。
APN設定とは、「Access Point Name(アクセス・ポイント・ネーム)」の略で、スマホをインターネットに接続させるために必要な初期設定のことです。
AndroidでのAPN設定の手順は以下の通りです。
APN設定の手順
- 「設定」→「接続」をタップ
- 「モバイルネットワーク」→「APN」をタップ
- 右上の「追加」をタップ
- APNの情報を入力
- 情報を入力後、右上の「︙」→「保存」をタップ
- 設定したAPNにチェックを入れる
ソフトバンクからahamoに乗り換えるメリットまとめ


ソフトバンクからahamoに乗り換えると、コスト削減に加え多くのメリットがあります。以下のポイントに沿って解説していきます。
- ソフトバンクと比べて月額料金が安い
- 通話5分かけ放題が標準でついてくる
- 無料で海外データ通信が利用できる
- ドコモ回線エリアが使える安心感
- 通信制限時も1Mbpsの速度で利用できる
ソフトバンクと比べて月額料金が安い


ahamoは、ソフトバンクと比べて月額料金が安いことが魅力のひとつです。
以下の表に、2社の主な違いをまとめました。
ahamo | ソフトバンク | |
月額料金 | 2,970円(税込) ※大盛りプランは4,950円(税込) | 7,425円(税込) ※2GB以下の月は3,278円(税込) |
データ容量 | 30GB ※大盛りプランは110GB | 無制限 |
家族割・光回線割 | 割引なし | 家族割・おうち割・PayPayカード割で |
ahamoは月額2,970円(税込)で30GBのデータが使える、シンプルでコスパの高いプランを提供しています。さらに「大盛りオプション」を追加すれば、月額4,950円(税込)で110GBまで利用可能です。
110GBあれば、月170時間のオンライン会議や、月80時間の動画視聴、音楽2万曲のダウンロードができます。
一方で、ソフトバンクの「メリハリ無制限」はデータ容量は無制限なものの、割引なしでは月額7,000円台と高額。
また、最も安価な「ミニフィットプラン+」でも、光回線とのセット割を適用して1GB月額2,178円(税込)と、高額になってしまいます。
通話5分かけ放題が標準でついてくる


ahamo | ソフトバンク | |
5分かけ放題 | 無料 | 880円 |
かけ放題 | 1,100円(税込) | 1,980円(税込) |
ahamoのプランには5分以内の通話がかけ放題になるオプションが無料でついています。
一方ソフトバンクでは、5分かけ放題を付けるには月額880円(税込)、完全かけ放題なら月額1,980円(税込)の追加料金が必要です。
つまり、同じ5分かけ放題でもahamoなら追加料金なしで使えるため、月々880円の節約に。さらに、通話時間が長めの人でも、ahamoのかけ放題(+1,100円)を選べば、ソフトバンクよりも月880円おトクに使えます。
通話が多い人も、短い通話をよく使う人も、ahamoに乗り換えることで通話料金を抑えられます。
無料で海外データ通信が利用できる


ahamoの大きな魅力のひとつが、追加料金なしで海外データ通信が利用できる点です。
ahamo | ソフトバンク | |
対応エリア | 91の国と地域 | プランによって異なる |
利用可能なデータ容量 | 30GB | プランやサービスにより異なる(例:1日1GB〜上限なしの定額制) |
利用料金 | 追加料金なし | ・海外あんしん定額:1日980円〜/3GB ・海外パケットし放題:1日2,980円/無制限 |
申し込み方法 | 不要 | 海外あんしん定額は申し込み必要 |
対応エリアは、アメリカやヨーロッパなど世界91の国・地域で、月30GBまで日本と同じデータ容量をそのまま使えます。
ソフトバンクでは多くの場合、海外ローミングは別料金が発生しますが、ahamoなら申し込み不要・追加料金なしで使えるため、旅行や出張の多い人におすすめです。
ドコモ回線エリアが使える安心感
ahamoはドコモの回線をそのまま利用するサービスなので、日本全国の広いエリアで安定した通信が可能です。
特に、山間部や郊外など都市部以外のエリアに強いのがドコモ回線の特徴。
格安SIMに乗り換えると電波が不安という声も多いですが、ahamoは回線品質が高く、速度も安定しているため、安心して乗り換えができます。
通信制限時も1Mbpsの速度で利用できる
ahamoでは、月間データ容量(30GB)を超えた場合でも、最大1Mbpsの速度で通信が可能です。
ahamo | ソフトバンク | |
最大通信速度(制限後) | 1Mbps | 128kbps |
メッセージ送受信 | 〇 | △ |
SNS閲覧 | 〇 | 画像の読み込みに時間がかかる |
動画視聴 | 〇 | 動画再生はほぼ× |
ソフトバンクでは、制限後は128kbpsまで落ちるため、メッセージのやり取りやSNSの閲覧にも支障が出てしまいます。
1Mbpsあれば、YouTubeの標準画質動画の再生や、SNSの利用、ネット検索などは問題なくこなせるため、いざという時も安心。
データ量を気にせず使いたいユーザーにとっても、ahamoはおすすめのプランと言えます。
ソフトバンクからahamoへの乗り換え時に気をつけたい注意点


ソフトバンクからahamoへの乗り換えは魅力的な点も多いですが、事前に確認しておくべき注意点もあります。ここでは、乗り換え前に押さえておきたい3つの注意点を解説します。
- キャリアメールが基本使えない
- 家族割・おうち割光セットが使えなくなる
- 無料の店舗サポートが受けられない
キャリアメールが基本使えない
ahamoでは、@softbank.ne.jpなどのキャリアメールが使えなくなります。
LINEやGmailなどの代替手段があれば大きな支障はありませんが、キャリアメールで各種サービスに登録している場合は注意が必要です。
乗り換え前にメールアドレスの変更・引き継ぎ作業をしておかないと、重要なお知らせが届かなくなるおそれがあります。
現在ソフトバンクでは月額330円でメールアドレスの持ち運びも可能なので、どうしてもキャリアメールを残したい人は検討してみましょう。
家族割・おうち割光セットが使えなくなる
ソフトバンクの割引サービスはahamoに乗り換えると自動的に終了します。
- 家族割引
- おうち割光セット
- PayPayカード割 など
これらの割引を活用して毎月の料金を抑えていた場合、家族全体の支払い額が増える可能性もあるため要注意です。
特に家族全員がソフトバンクを使っているケースでは、乗り換えによる影響を事前にシミュレーションしておきましょう。
無料の店舗サポートが受けられない
ahamo | ソフトバンク | |
店舗でのサポート | 有料(3,300円) | あり |
AIチャットボット | 24時間 | 24時間 |
有人チャット | 午前9:00~午後10:00 | 午前9:00~午後8:00 |
ahamoは基本的にオンライン専用のプランのため、ドコモショップなどで無料の対面サポートが受けられません。
申し込み・設定・トラブル対応はすべてWebやチャットで完結させる必要があります。
スマホ操作に不慣れな方や、直接相談したい場面が多い方にとっては、サポート面で不安を感じるかもしれません。
ただ、チャットボットでは専門のスタッフにチャットで相談も可能なため、困ったときはサポートに問い合わせてみましょう。
2023年からは有料の「店頭サポート(3,300円)」にも対応しています。不安な人は有料で店舗サポートを利用するといいでしょう。
ソフトバンクからahamoへ乗り換えるおすすめのタイミング


ソフトバンクからahamoへ乗り換えるなら、月末近くに開通手続きを完了するのがベストタイミングです。
ソフトバンクは月途中で解約してもその月の料金は日割りにならず満額請求されるため、月末近くまで使い切ることをおすすめします。
ソフトバンクの締め日は「20日」と「末日」の2通りあります。自分の契約の締め日がいつかを、My SoftBankの「支払情報」→「請求締め日」から確認しておきましょう。
ギリギリに乗り換えると、手続き途中でソフトバンクの締め日を過ぎてしまうこともあり得るため、できれば締め日の5日前には乗り換え手続きを完了させておきましょう。
また、ahamoではdポイントがもらえるキャンペーンなどを不定期で実施しており、キャンペーン中の申し込みは特典が大きくなるチャンスです。



「月末乗り換え&月初スタート」+「キャンペーンタイミング」を意識するのが、乗り換えのベストタイミングです。
ソフトバンクからahamoの乗り換えで使えるキャンペーン情報


ソフトバンクからahamoに乗り換えるなら、おトクなキャンペーンを活用しましょう。
現在ahamoでは、他社からのMNPや対象機種購入に応じてdポイント還元や端末割引が受けられるキャンペーンを実施中です。
- 他社からの乗り換えでdポイント20,000ptプレゼント
- 5G WELCOME割|対象機種が最大44,000円割引
- ahamo光 他社乗り換えキャンペーン|最大25,000pt還元で解約金の不安をカバー
他社からの乗り換えでdポイント20,000ptプレゼント


キャンペーン名 | MNPでdポイント20,000ptプレゼント |
終了予定日 | 未定 |
内容 | SIMのみ乗り換えでdポイント(期間・用途限定)20,000pt進呈 |
条件 | ・キャンペーンページからのエントリー ・エントリー翌月末までに利用開始 ・同一dアカウントでエントリー&契約 |
ソフトバンクなど他社からahamoにMNPで乗り換えると、dポイント(期間・用途限定)20,000ポイントがもらえるキャンペーンを実施中です。
端末購入なし・SIMカードのみの契約でも対象になるため、今使っているスマホをそのまま使いたい人にもぴったり。
もらったポイントは、d払い対応のコンビニやネットショップ、マクドナルドなど全国の提携店舗で使えます。
ただし、ポイントを受け取るには事前のキャンペーンエントリーが必須なので、申し込み前に必ずahamo公式サイトからエントリーしておきましょう。
» dポイント20,000ptプレゼントキャンペーン
5G WELCOME割|対象機種が最大44,000円割引


キャンペーン名 | 他社からahamoへ乗り換え+対象端末購入で最大44,000円割引 |
終了予定日 | 未定 |
内容 | 他社からahamoへの乗り換え(MNP)+対象機種の購入で、 端末代金が最大44,000円割引されるキャンペーン |
条件 | ・ahamoへのMNPと同時に対象端末を購入 ・必要に応じてエントリーあり |
ahamoへの乗り換えと同時に対象スマホを購入すると、最大44,000円の割引が適用される「5G WELCOME割」。
「スマホもそろそろ買い替えたい」「最新機種をおトクに手に入れたい」という人には、まさにチャンスです。
割引対象にはiPhoneシリーズやGoogle Pixel、AQUOSなど人気モデルが含まれており、オンラインからの申込限定で適用されます。
特に、乗り換え+端末購入を検討している方は、他社販売より安く買える可能性もあるため、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。
» 5G WELCOME割
ahamo光 他社乗り換えキャンペーン|最大25,000pt還元で解約金の不安をカバー


キャンペーン名 | ahamo光 他社乗り換えキャンペーン |
終了予定日 | 未定 |
内容 | 他社の「解約金」「撤去工事費」「端末残債」などを対象に、最大25,000ptのdポイント(期間・用途限定)を進呈 |
条件 | ・ahamo光(1G/10G・2年契約)を申し込む ・7か月以内に利用開始 ・利用開始の4か月後時点でも契約している ・他社サービスの「解約金が記載された証明書(画像)」の提出 |
他社のインターネット回線から「ahamo光」に乗り換える方を対象に、解約時に発生した費用を最大25,000円相当のdポイントで補填してくれるキャンペーンが実施中です。
「違約金や撤去工事費、端末代の残債が心配で、なかなか乗り換えに踏み切れない…」という方にとって、安心して切り替えられるサポート内容となっています。
このキャンペーンを活用すれば、解約金の不安を最小限に抑えて、スマホもネットもahamoでまとめてスッキリ&おトクに乗り換えが可能です。
» ahamo光 他社乗り換えキャンペーン
ahamoの基本情報をおさらい


ahamoの料金プラン | ||
---|---|---|
プラン名 | 基本プラン | ahamo大盛りプラン |
月額基本料 | 2,970円(30GB) | 4,950円(110GB) |
無料通話 | 5分以内かけ放題 | |
国内通話料 | 30秒22円 | |
データ容量 超過後速度 | 1Mbps | |
追加できる 通話定額 オプション | かけ放題オプション(1,100円) | |
追加データ | 1GBあたり550円 | |
対応ネットワーク | ドコモ 5G/4G(LTE) | |
公式サイト | ![]() ![]() |
ahamoは、大手キャリアdocomoのサブブランドとして提供されている格安SIM。
docomoとまったく同じ回線を使っているため、通信が混雑しやすい時間帯でも遅くなりにくいのが嬉しいポイントです。
データ容量30GB、国内通話5分かけ放題がついて月額2,970円の分かりやすい料金プランが魅力です。
- ドコモと同等の通信品質で、高速かつ安定したネットワーク
- データ容量30GBで国内通話5分かけ放題が無料
- 大盛りオプション追加で最大110GBまで利用可能
- 海外データ通信が国内と同じ30GBまで無料
- 余ったデータは翌月に繰り越し不可
- ドコモ光のセット割や家族割は対象外
- 店舗での申し込みやサポートは有料(3,300円/回)
国内はもちろん、海外91の国・地域でも、日本と同じデータ容量の30GBが追加料金なしでそのまま使えます。
» ahamoの海外ローミング
ahamoでは、d払いでdポイントが還元されるキャンペーンや、対象機種への乗り換えで最大33,000円割引されるなど、おトクなキャンペーンを実施中です。
ahamoについて「ahamo(アハモ)はデータ通信量30GB!5分無料通話も付いて月2,970円」詳しく解説しています。
ソフトバンクからahamoへの乗り換えでよくある質問


ソフトバンクからahamoに乗り換える際に、よくある質問を以下にまとめました。
- ソフトバンクポイントはどうなる?
- ソフトバンクの解約は自分で手続きする必要がある?
- スマホ本体はそのまま使える?買い替えが必要?
まとめ|ソフトバンクからahamo乗り換えは準備すれば失敗なし!


ソフトバンクからahamoへの乗り換えは、月額料金の節約・シンプルなプラン設計・安定した通信品質など、多くのメリットがあります。
一方で、キャリアメールや家族割引が使えなくなるなどの注意点もあるため、事前にしっかり確認してから手続きすることが大切です。
とはいえ、乗り換えの手順はシンプルで、オンラインで完結可能。いまのスマホをそのまま使えるケースも多く、思っているよりカンタン&おトクに乗り換えられます。
- 対応端末かどうか、SIMロック解除の有無を確認する
- dアカウントを作成し、ログインできるようにしておく
- キャリアメールが使えなくなるため、必要なら「メール持ち運び」を申し込む
- LINEやその他アプリのデータ引き継ぎ・バックアップを行っておく
- MNP予約番号を取得、またはワンストップ制度を利用して申し込む
- Android端末ではAPN設定が必要な場合があるので確認しておく
ぜひこの記事を参考に、しっかり準備してahamoへの乗り換えを失敗なく済ませましょう。
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