楽天モバイルの解約方法は？MNP転出の手順や注意点について解説

楽天モバイルの解約を検討しているけど「解約費用やオススメの乗り換え先を知りたい！」といった声も多く聞きます。

余計な費用を払わずにスムーズに解約したい方に、楽天モバイルからおすすめの乗り換え先、解約の基礎知識から注意点までをお伝えします。

楽天モバイルを実際に解約したことのある私が、初心者でも迷わずに解約できるように分かりやすく解説します。

楽天モバイルから乗り換えにおすすめ厳選3社
格安SIM会社	月額料金 （データ通信量）	おすすめな人	おすすめキャンペーン	公式サイト
LINEMO	990円〜2,970円 （3GB〜30GB） ※ベストプランV 通話5分無料	・1,000円未満で使いたい ・LINEのトークや通話し放題がいい	最大20,000ポイント
ahamo	2,970円/4,950円 （30GB/110GB） 通話5分無料	・データをたっぷり使いたい ・シンプルな料金プランがいい	最大20,000ポイント
irumo	550円〜3,377円 （0.5GB〜9GB）	・とにかく安く使いたい ・ネット回線とのセット割を受けたい	最大17,000ポイント

楽天モバイル解約についての基礎知識5選

楽天モバイルの解約に関する基礎知識を次の5つ紹介します。

原則、最低利用期間・解約手数料なし

楽天モバイルは、最低利用期間や解約手数料がありません。

契約期間が短くても、解約費用は0円です。

「楽天モバイル買い替え超トクプログラム」を利用してスマホを分割購入している場合、分割払いの残りは支払う必要があるので注意しましょう。

楽天モバイル買い替え超トクプログラムは、楽天モバイルを解約してもプログラムは解約されず、引き続き利用できます。

通常の使用であれば解約手数料はかかりませんが、利用実態のない即解約や短期解約の場合、1,078円の違約金が発生する可能性があります。

楽天モバイルを即解約した場合については、「楽天モバイル即解約のペナルティは？」で詳しく解説しています。

利用実態がない回線へ1,078円の違約金

楽天モバイルは、2024年2月21日より新しいルールとして、契約後に利用実態がないまま1年以内に解約（即解約や短期解約）をした場合、ペナルティとして1,078円（税込）の請求を行う方針を導入しました。

ペナルティとして違約金が導入された背景には、即解約や短期解約の繰り返しによる運営負担の軽減や、ユーザーの公平性を保つ目的があるとされています。

【激おこ🤬】
楽天モバイル、契約解除料請求へ
(1078円) pic.twitter.com/XuFr8ICm4T

— ゆう (@pinkmnp1) October 1, 2024

上記投稿のように、実際に即解約した回線に対して、違約金として1,078円が請求されている事例が報告されています。

ただし、楽天モバイルの案内文にあるように1年以内の解約でも通常の利用方法では、違約金は発生しないため、あまり心配しなくても大丈夫です。

MNP転出する場合、解約手続き不要

楽天モバイルから他社へ乗り換え（MNP）する場合、解約手続きは不要です。

新しいキャリアでの契約が完了すれば、自動的に楽天モバイルの契約が終了します。

これにより、手間をかけずにスムーズな乗り換えが可能です。

解約月の日割り計算なし

解約月は日割り計算が適用されず、月額料金が全額請求されます。

楽天モバイルはデータ利用量に応じた料金設定となっているので、解約時はデータ量に応じた料金の請求となります。

楽天モバイル （Rakuten最強プラン）
データ利用量	料金
0〜3GB	1,078円
3〜20GB	2,178円
20GB以上	3,278円

例えば、4月15日に解約するとして、その時点でデータ利用量が2GBの場合は1,078円が請求されます。

解約は好きなタイミングでOK

基本的に月のいつ解約しても損得は少ないので、思い立った時に解約するのがおすすめです。

楽天モバイルは月初に解約しても月末に解約しても、データ利用量に応じた料金が請求されるため、好きなタイミングで解約して問題ありません。

楽天モバイル解約時の注意点

楽天モバイルの解約時の注意点を紹介します。

解約したその日から使えない

楽天モバイルを解約すると、その日から使えなくなります。

解約手続きが完了した時点で、すぐにサービスが停止するので注意が必要です。

他社に乗り換える場合は、回線が切り替わった時点で楽天モバイルは自動的に解約となり

スマホ端末の残債がある場合、支払いが必要

楽天モバイル契約時にスマホを分割払いで購入している場合、解約後も残りの端末代金の支払いが必要です。

一括で支払うことも可能ですが、その場合はmy 楽天モバイルの公式サイトや、楽天モバイルカスタマーセンターにて手続きが必要です。

楽天モバイルを解約しても、端末の残債はなくならないので注意しましょう。

MNP予約番号の有効期限に注意

MNP予約番号には、発行日を含めて15日間の有効期限があります。

乗り換え先の通信事業者によっては、MNP予約番号の有効期限が10日以上残っていることを申込条件としている場合もあります。

現在はMNPワンストップ制度が導入されており、対応している通信会社間であればMNP予約番号の取得なしで乗り換えが可能です。

乗り換え先がワンストップ制度に対応しているかも確認すると、よりスムーズに手続きを進められます。

自動解約されないオプションあり

楽天モバイルの解約時に自動解約されるのは、回線に紐づいたオプションのみです。

製品に紐づいたオプションは自動解約されないため、別途解約手続きが必要でとなっています。

自動解約されないオプションと月額料金は次のとおりです。

オプションを解約すると再加入できないため、引き続き端末に保証を付けたい場合は保証を解約せずにそのままにしておきましょう。

乗り換え(MNP)と解約手続きの間違いに注意

乗り換え（MNP）と解約手続きは異なります。

MNPを利用して他社に乗り換える場合、解約手続きは必要ありません。

間違えて解約手続きしないように注意しましょう。

通話アプリRakuten Linkは使えなくなる

楽天モバイルを解約すると、同時にRakuten Linkも使えなくなります。

通話履歴やメッセージも消えてしまうので、保存しておきたいデータは解約前にメモ帳などに保存しておきましょう。

Rakuten Linkは楽天モバイル契約中のユーザーのみ利用できるサービスです。

楽天モバイルを解約すると、通話やメッセージはもちろん、ポイ活機能も使えなくなるので注意が必要です。

キャリアメールは31日後に削除される

楽天モバイルのキャリアメール「楽メール」は、解約後31日間はデータが削除されずに残っています。

解約後も楽メールを利用したい場合は「楽メール持ち運びオプション」を利用しましょう。

解約から31日を過ぎると、再度楽天モバイルに契約してもメールアカウントや受信メールは復旧できません。継続して利用したい場合は、必ず期間内に手続きしましょう。

ただし、楽天モバイル解約後はRakuten Linkアプリは利用できなくなるため、GmailやiPhoneのメールアプリにアカウントを追加する必要があります。

楽天モバイルの解約方法

楽天モバイルの解約はWebまたはアプリになります。

チャットや電話での解約はできないので注意が必要です。

Webまたはアプリでの解約方法

楽天モバイルの解約は、Webサイトまたはアプリから行います。

解約手順は次の通りです。

チャットや電話での解約はできない

楽天モバイルは、チャットや電話での解約はできません。

解約を行う場合は、Webまたはアプリで手続きする必要があります。

楽天モバイルから乗り換えにオススメな格安SIM3社

楽天モバイルの乗り換え先としてオススメな格安SIM3社を次のとおり紹介します。

楽天モバイルから乗り換えにおすすめ厳選3社
格安SIM会社	月額料金 （データ通信量）	おすすめな人	おすすめキャンペーン	公式サイト
LINEMO	990円〜2,970円 （3GB〜30GB） ※ベストプランV 通話5分無料	・1,000円未満で使いたい ・LINEのトークや通話し放題がいい	最大20,000ポイント
ahamo	2,970円/4,950円 （30GB/110GB） 通話5分無料	・データをたっぷり使いたい ・シンプルな料金プランがいい	最大20,000ポイント
irumo	550円〜3,377円 （0.5GB〜9GB）	・とにかく安く使いたい ・ネット回線とのセット割を受けたい	最大17,000ポイント

» 格安スマホ(格安SIM)のおすすめ厳選5社

LINEMO｜3GB・990円で使えて、LINEもノーカウント！おトクな料金プラン

ahamo｜30GB・5分間通話無料でお手軽に安定した通信速度で使いたい人

irumo｜格安の月550円(0.5GB)から使える

楽天モバイルから他社への乗り換え(MNP)方法

楽天モバイルから他社へ乗り換える方法は次の2種類です。

MNPワンストップ制度を利用して乗り換える

MNPワンストップ制度を利用することで、楽天モバイルから他社への乗り換えがカンタンに行えます。

MNPワンストップとは？

MNPワンストップは、他社から電話番号を変えずに乗り換えるために従来必要だったMNP予約番号の手続きが不要になる制度です。 面倒なステップがなくなり、より簡単でより早く乗り換えが可能になりました。

大手キャリアをはじめ、格安SIM事業者のほとんどがMNPワンストップに対応しています。

MNPワンストップ制度を利用して乗り換える方法は次のとおりです。

MNP予約番号を取得して乗り換える

MNP予約番号を取得することで楽天モバイルから他社への乗り換えが可能です。

手順は次のとおり。

上記の手続きで、現在の電話番号を転出先に引き継いで契約を行うことができます。

楽天モバイルの基本情報をおさらい

【Q&A】楽天モバイル解約に関するよくある質問

楽天モバイルの解約費用は無料ですか？

無料で解約できます。

楽天モバイルには解約手数料や最低利用期間もありません。

解約後の料金はどのように請求されますか？

解約月の料金は日割り計算が適用されないため、月額料金が全額請求されます。

クレジットカードまたはデビットカード、口座振替での支払いとなります。

解約後に再度楽天モバイルを利用することはできますか？

解約後も再度、楽天モバイルを契約して利用できます。

ただし、新しい契約としての手続きが必要です。

まとめ｜好きなタイミングで解約OK！

楽天モバイルは、基本的に好きなタイミングで解約できます。

楽天モバイルの乗り換え先としてオススメな格安SIMは次の3社です。

楽天モバイルから乗り換えにおすすめ厳選3社
格安SIM会社	月額料金 （データ通信量）	おすすめな人	おすすめキャンペーン	公式サイト
LINEMO	990円〜2,970円 （3GB〜30GB） ※ベストプランV 通話5分無料	・1,000円未満で使いたい ・LINEのトークや通話し放題がいい	最大20,000ポイント
ahamo	2,970円/4,950円 （30GB/110GB） 通話5分無料	・データをたっぷり使いたい ・シンプルな料金プランがいい	最大20,000ポイント
irumo	550円〜3,377円 （0.5GB〜9GB）	・とにかく安く使いたい ・ネット回線とのセット割を受けたい	最大17,000ポイント

余計な費用を払わずにスムーズに解約手続きを進めてくださいね。
» 格安スマホ(格安SIM)のおすすめ厳選5社