【2025年最新】本当に使える!格安スマホランキングTOP5|選び方も解説

  • 本当に使える格安スマホはどれ?
  • 乗り換えたあとに、自分に合ったプランでは無かったと後悔したくない
  • 格安スマホの選び方やメリット・デメリットを知りたい

格安スマホは、大手キャリアよりも月額料金が安く、自分に合ったプランを選べる点が魅力です。

しかし、選択肢が多すぎて「どれを選べばいいかわからない」という方も多いのではないでしょうか。

月額料金の安さを重視して選んだ場合「容量が足りなかった」という事態にもなりかねません。

本記事では、本当に使える格安スマホを厳選し、ランキング形式で紹介します。格安スマホのメリット・デメリット・選び方も解説しているため、乗り換えを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

【本当に使える】格安スマホランキング【ベスト5】

おすすめの格安スマホ(格安SIM)6選_1_楽天

本当に使える格安スマホランキングは、以下のとおりです。

おすすめの格安SIM5社
格安SIM会社月額料金
(データ通信量)
通信回線おすすめな人おすすめキャンペーン公式サイト

楽天モバイル
1,078円〜3,278
(3GB〜無制限
通話かけ放題
楽天モバイル
au
・電話・データを気にせず使いたい
・楽天市場でよく買い物をする
・iPhoneとセットで最大36,000円相当還元
・最大14,000ポイント

LINEMO
990円〜2,970
(3GB〜30GB)
※ベストプランV
通話5分無料
ソフトバンク・1,000円未満で使いたい
・LINEのトークや通話し放題がいい
最大20,000ポイント

ahamo
2,970円/4,950
(30GB/110GB)
通話5分無料
ドコモ・データをたっぷり使いたい
・シンプルな料金プランがいい
最大20,000ポイント

irumo
550円〜3,377
(0.5GB〜9GB)
ドコモ・とにかく安く使いたい
・ネット回線とのセット割を受けたい
最大17,000ポイント

mineo
1,298円〜2,178
(1GB〜20GB)
ドコモ
au
ソフトバンク
・3大キャリアの通信回線から選びたい
・使い方に応じて料金プランをアレンジした
なし
※すべて税込み価格

本記事では、本当に使える格安スマホ5社を紹介します。記事を読めば、あなたにぴったりの格安スマホが見つかります。

格安スマホ5社のなかでも迷ってしまう方は、楽天モバイルLINEMOがおすすめです。

おすすめポイント
  • LINEMO:ソフトバンク回線をたったの990円(3GB)で使える!
  • 楽天モバイル:データ無制限、通話し放題を3,278円で楽しみたい!

【1位】楽天モバイル|データ使い放題でどれだけ使っても最大3,278円/月

楽天モバイルの基本情報
販売元楽天モバイル株式会社
料金プラン3GBまで:月額1,078円
20GBまで:月額2,178円
20GB以上:月額3,278円
通話料金楽天リンクアプリ使用で国内通話無料
5G対応の有無対応
eSIM対応の有無対応
解約の条件契約期間の縛りなしいつでも解約OK
申し込み方法オンライン
店舗
電話
決済方法クレジットカード
デビットカード
口座振替
楽天ポイント
公式サイト
※すべて税込み価格


docomo・au・SoftBankに次いで4番目にシェア率の高い「楽天モバイル」。

料金プランは使ったギガで料金が決まる「Rakuten最強プラン」の1プランとなっています。

3GBまで月1,078円(税込)、どれだけ使っても無制限で月3,278円(税込)と非常におトクです。

楽天モバイルのおすすめポイント
  • データ使い放題でどれだけ使っても最大3,278円/月
  • Rakuten Linkアプリからの発信で通話無料かけ放題
  • 楽天市場での買い物ポイント率が+4倍にアップ
  • キャリアメール「楽メール」が無料で使える
  • 2024年6月プラチナバンド提供開始でさらに繋がりやすく
楽天モバイルの注意点
  • Rakuten Linkアプリからの発信が面倒
  • 大手キャリアと比べると店舗数が少ない
  • 建物内や地下鉄などで繋がりづらい場合がある
    ※プラチナバンド提供開始で改善見込み

楽天モバイルは、携帯キャリアサービス契約数850万回線突破(2025年2月28日時点)。

オリコン顧客満足度®調査携帯キャリア料金プラン3年連続No.1を獲得しています。

監修者 小川さん

契約事務手数料0円で、契約違約金も0円、最低利用期間もないので安心です。

2024年6月から楽天モバイルで開始したプラチナバンドは、より広いエリアで安定したデータ通信ができるのがメリットです。これまで繋がりにくかった建物内や地下などの電波が届きにくい場所でも、安定した通信ができるようになります。
» 楽天モバイルのプラチナバンド

現在、楽天モバイルでは楽天グループCEOの三木谷浩史氏にちなんだ特別なキャンペーンを実施しています。

他社から乗り換え(MNP)で14000ポイント、新規契約で7000ポイントもらえる超おトクなキャンペーンです。

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キャンペーン参加にはエントリー必須

楽天モバイルで実施中のキャンペーンは「【2025年3月最新】楽天モバイルキャンペーンまとめ」で解説しています。

格安SIM5社のなかでも迷ってしまう方は、最大14,000ポイント還元で、3GBまで1,078円で使える楽天モバイルがおすすめです。

【2位】LINEMO|ソフトバンク回線をたったの990円(3GB)で使える!

LINEMOの料金プラン
プラン名ベストプランベストプランV
概要キャリア品質で低容量・低価格キャリア品質がたっぷり使える
月額基本料990円(〜3GB)
2,090円(3〜10GB)
2,970円(〜30GB)
LINEギガフリー対応
LINEMOなら、LINEのトークも
通話もデータ通信量を気にせず使い放題。
無料通話なし5分以内かけ放題
国内通話料30秒22円
データ容量
超過後速度
300kbps(10GB〜15GB)
128kbps(15GB〜)
1Mbps(30GB〜45GB)
128kbps(45GB〜)
追加できる
通話定額
オプション
5分以内の無料通話(550円→0円)
かけ放題(1,650円→1,100円)
※LINEMO契約から7ヶ月目までキャンペーン価格
かけ放題(1,100円→550円)
※LINEMO契約から7ヶ月目までキャンペーン価格
追加データ1GBあたり550円
対応ネットワークソフトバンク LTE4G/5G
公式サイト
※すべて税込み価格

本田翼さんのCMでおなじみの「LINEMO」。大手キャリアSoftBankのサブブランドでオンラインでのみ受付をしています。

LINEMOは、ベストプランが月額990円、ベストプランVが月額2,970円という格安な料金で利用できます。
» LINEMOとは

LINEMOなら、LINEのトークや音声通話、ビデオ通話をデータ通信量を気にせず使い放題。

LINEMOのおすすめポイント
  • 月額990円から3GB利用できてコスパ最高
  • LINEアプリのデータ消費がカウントされない
  • ソフトバンクと同等の通信品質で、高速かつ安定したネットワーク
  • 昼間でも5Gで快適に利用可能
  • 5分間無料通話オプションが7ヶ月間無料
LINEMOの注意点
  • 余ったデータは翌月に繰り越し不可
  • 店舗での対面サポートが受けられない

契約事務手数料や契約解除料が無料なので、初めての方でも安心してお試しいただけます。

今なら、他社からLINEMOに乗り換えでPayPayポイントが最大20,000円相当もらえます。

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LINEMOで実施中のキャンペーンは「【2025年3月最新】LINEMOのキャンペーンまとめ」で解説しています。

格安SIM5社のなかでも迷ってしまう方は、最大20,000ポイント還元で、3GBまで990円で使えるLINEMOがおすすめです。

【3位】ahamo|データ容量30GBで国内通話5分かけ放題が無料

ahamoの料金プラン
プラン名基本プランahamo大盛りプラン
月額基本料2,970円(30GB)4,950円(110GB)
無料通話5分以内かけ放題
国内通話料30秒22円
データ容量
超過後速度
1Mbps
追加できる
通話定額
オプション
かけ放題オプション(1,100円)
追加データ1GBあたり550円
対応ネットワークドコモ 5G/4G(LTE)
公式サイト
※すべて税込み価格

ahamoは、大手キャリアdocomoのサブブランドとして提供されている格安SIM。

docomoとまったく同じ回線を使っているため、通信が混雑しやすい時間帯でも遅くなりにくいのが嬉しいポイントです。

データ容量30GB、国内通話5分かけ放題がついて月額2,970円の分かりやすい料金プランが魅力です。

ahamoのおすすめポイント
  • ドコモと同等の通信品質で、高速かつ安定したネットワーク
  • データ容量30GBで国内通話5分かけ放題が無料
  • 大盛りオプション追加で最大110GBまで利用可能
  • 海外データ通信が国内と同じ30GBまで無料
ahamoの注意点
  • 余ったデータは翌月に繰り越し不可
  • ドコモ光のセット割や家族割は対象外
  • 店舗での申し込みやサポートは有料(3,300円/回)

国内はもちろん、海外91の国・地域でも、日本と同じデータ容量の30GBが追加料金なしでそのまま使えます。
» ahamoの海外ローミング

ahamoでは、d払いでdポイントが還元されるキャンペーンや、対象機種への乗り換えで最大33,000円割引されるなど、おトクなキャンペーンを実施中です。

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ahamoについて「ahamo(アハモ)はデータ通信量30GB!5分無料通話も付いて月2,970円」詳しく解説しています。

【4位】irumo|格安の月550円(0.5GB)から使える

irumoの料金プラン
データ量0.5GB3GB6GB9GB
月額基本料5502,1672,8273,377
無料通話なし
国内通話料30秒22円
データ容量
超過後速度
128kbps300kbps
追加できる
通話定額
オプション
5分無料通話オプション(+880円)
かけ放題オプション(+1,980円)
追加データ1GBあたり1,100円
対応ネットワークドコモ LTE4Gドコモ LTE4G/5G
公式サイト
※すべて税込み価格

irumoはドコモのサブブランドとして提供されている格安SIM。

ドコモと同じ回線のため速度が速く、自宅のネット回線契約と組み合わせて快適でおトクに使えます。

irumoのおすすめポイント
  • 格安の月550円(0.5GB)から使える
  • ドコモと同等の通信品質で、高速かつ安定したネットワーク
  • ネット回線とのセット割で1人1,100円割引
irumoの注意点
  • 割引が適用されないと料金が割高になる
  • ファミリー割引で家族間通話が無料にならない
  • ドコモのサービスが一部利用できない

irumoは5GやeSIMにも対応しており、最新の通信技術を手軽に利用できる点も大きなメリット。

他社と比較しても、コスパに優れた料金プランを提供しています。

今なら事務手数料0円 最安550円から使える!

【5位】mineo|3大キャリアと同等の通信品質

mineoの料金プラン
データ量1GB5GB10GB20GB
月額基本料1,2981,5181,9582,178
無料通話なし
国内通話料30秒22円
データ容量
超過後速度
200kbps
追加できる
通話定額
オプション
10分無料通話オプション(+550円)
かけ放題オプション(+1,210円)
追加データ100MBあたり55円
対応ネットワークドコモ、au、ソフトバンク 5G/4G(LTE)
公式サイト
※すべて税込み価格

mineoは、関西電力グループが提供する格安SIMで顧客満足度No.1(※)にも選ばれています。
※ 2024年2月MVNOのシェア・満足度調査第1位(満足度1,000点満点中760点)、2024年2月MVNOのシェア・満足度調査NPS®(おススメしたくなる)第1位

使い方に応じて、必要なものだけを自由にアレンジできる料金プランが人気です。

余ったデータは翌月に繰り越したり、プレゼントできる点も嬉しいポイントとなっています。

mineoのおすすめポイント
  • 3大キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)と同等の通信品質
  • 店頭、オンラインサポートが充実している
  • 料金プランがシンプルで分かりやすい
mineoの注意点
  • 時間帯によっては通信速度が遅くなる
  • キャリア決済ができない
  • キャリアメールが使えない

全国のmineoユーザー同士でパケットをシェアし合える「フリータンク」もおすすめ。1回当たり最大1GBがもらえます。

10分かけ放題・時間無制限かけ放題プランもあり、通話がおトクになるサービスも充実。

監修者 小川さん

ユーザー満足度が高い通信会社を選びたい方におすすめです。

サポートが充実しているため、初めての格安SIMでも安心して利用できます。

自分に合ったデータ容量 mineoを選ぶとムダなくおトク!

格安スマホのメリット

格安スマホには、大手キャリアと比較して以下のメリットが存在します。

格安スマホのメリット
  • スマホ料金が抑えられる
  • プランがわかりやすい
  • 小容量プランに対応している
  • SIMの種類が選べる
  • オンラインで完結する
  • 端末が安く買える場合がある
  • 現在の端末や電話番号をそのまま利用できる

一般的に「料金が安くなる」程度の認識しか広がっていませんが、料金以外のメリットが多いのも格安スマホの特徴です。

スマホ料金が抑えられる

格安スマホは、大手キャリアと比較して月額料金が大幅に節約できます。

実際、本記事で紹介した格安スマホと、大手キャリアが提供している料金プランには大きな差が見られます。

格安スマホと大手キャリアの料金プランの差額
本記事で紹介した格安スマホの平均月額料金2,023円
データ通信専用SIM5,512円
差額3,498円
※本記事で紹介した格安スマホの全料金プランと、大手キャリアの全料金プランの平均値です

格安スマホの月額料金が安い理由は大きく2つあります。

格安スマホの月額料金が安い理由
  • 独自の通信設備を持たず、大手キャリアの回線をレンタルしている
  • 店舗を持たない、または持っていても小規模で運営コストがかからない

既存の契約プランによっては、表の差額以上の節約も可能です。家族で乗り換えた場合、家計でかかるトータルのスマホ代が数万円ほど安くなる可能性もあります。

プランがわかりやすい

格安スマホの料金プランは、大手キャリアと比べてシンプルでわかりやすいのがメリットです。

格安スマホの料金プランの特徴
  • 月に使用できるデータ容量に応じて金額が高くなるシンプルな仕組み
  • 音声通話(5分かけ放題・無制限かけ放題など)は必要に応じてオプション契約
  • 不要なオプションや割引がついていない

上記のように、格安スマホの料金プランは、必要なものを必要なだけ選ぶシンプルな設計になっています。

一方、大手キャリアの料金プランの特徴は以下のとおりです。

大手キャリアの料金プランの特徴
  • プランがパッケージ化されている
  • 不要なオプションが付いており、オプションありきの割引がある
  • そのほかの割引を適用させるための条件が複雑

基本的に内訳が複雑でわかりにくいのが特徴です。安くしようとしてオプションを外すと割引もなくなるケースも少なくありません。

「自分に合うプランはどれなのか」がわかりにくい大手キャリアに対し、格安スマホは「基本プラン+必要に応じて音声通話などのオプションを契約」というシンプルな設計となっています。

小容量プランに対応している

格安スマホは、ライトユーザー向けの小容量プランが充実しています。

格安スマホと大手キャリアの料金プランの特徴
格安スマホ・1GB〜10GBまで細かくデータ容量を選べる
・小容量プランの料金設定が安い
大手キャリア・10GB以下のプランが少ない
・小容量プランがあっても料金設定が割高

大手キャリアは大容量プランがメインで、あまりデータ通信をしない方の場合、データを使いきれないケースがほとんどです。

自宅や職場にWi-Fi環境があり、外出先であまりデータ通信を利用しない方にとって、格安スマホの小容量プランはメリットとなります。

SIMの種類が選べる

格安スマホのなかには、SIMの種類が選べるものもあります。選択するSIMによっては料金が安価になるため、大幅な節約が可能です。

格安スマホで選べるSIMの種類
音声通話付きSIMスマホの通話機能を利用したい方向け
データ通信専用SIMLINEなどのアプリを使った通話がメインで、スマホで電話をかける機会が少ない方向

一般的に、データ通信専用SIMは音声通話付きSIMよりも安く利用できます。

電話番号を必要としない方であれば、価格や安いデータ通信用SIMが選べる格安SIMは大きなメリットとなります。

オンラインで完結する

格安スマホの手続きは、オンラインですべて完結します。店舗に行く必要がないため、仕事やプライベートの都合で来店できない人におすすめです。

近年はeSIMに対応している格安スマホも増えており、本人確認が完了すれば、申し込みから最短30分程度で回線が開通する場合もあります。

プラン変更などの手続きもオンラインで簡単に手続き可能です。

監修者 小川さん

もちろん、店舗でサポートしてくれる格安SIMもあります。

eSIMとは
スマートフォンやタブレットに埋め込まれているタイプのSIMを言います。従来の物理的なSIMカードと異なり、通信事業者の契約情報(プロファイル)を遠隔で書き込めるのが特徴です。

端末が安く買える場合がある

格安スマホでは、契約と同時に端末を購入できるところもあります。

同時購入できる格安スマホでは、端末代金の割引を用意しているケースがほとんどのため、同じ端末を一般的な方法で購入するより安く手にれられる可能性があります。

端末のほとんどは型落ちですが、LINEや電話など最低限のツールを使えればいい方や、日常の使用で困らなければいい方におすすめです。

現在の端末や電話番号をそのまま利用できる

格安スマホは、現在使っている端末を乗り換え後も継続して利用できます。電話番号を変える必要もありません。

端末を継続して利用する場合
  • SIMロックを解除すれば、どの格安スマホでも同じ端末が使える
  • SIMフリースマホなら、すぐに格安スマホが使える
電話番号を継続して利用する場合
  • 「MNP」を利用して電話番号の継続利用が可能

端末だけはそのままにして、スマホ代だけ下げたい人や、今の端末が気に入っており使い続けていたい人にとっては大きなメリットです。

MNPとは
MNP(Mobile Number Portability)とは、現在使用している電話番号をそのままで、他の通信会社に乗り換えられる制度です。

格安スマホのデメリット

格安スマホならではのデメリットも存在します。

格安スマホのデメリット
  • 大手キャリアと比べて通信品質が悪い
  • 対面サポートがほぼない
  • 大容量プランが少ない
  • キャリアメール・キャリア決済が使えない
  • 端末とのセット購入だと選択肢が狭まる
  • LINEの年齢確認認証ができない

契約後に後悔しないよう、まえもって把握しておきましょう。

大手キャリアと比べて通信品質が悪い

格安スマホは、大手キャリアと比較して通信速度が遅い傾向があります。実際の速度比較は、以下のとおりです。

通信速度の比較
格安スマホ上り(アプロード):13.41Mbps
下り(ダウンロード):80.99Mbps
大手キャリア上り(アプロード):12.93Mbps
下り(ダウンロード):136.53Mbps
みんなのネットから、本記事で紹介した格安スマホと大手キャリアの通信速度を調べ、平均値を出しています。

特に大手キャリアから回線を借りているMVNOによく見られるデメリットです。自社で保有している大手と比べて使える回線に制限があるため、通信品質が悪くなります。

多くの人がスマホを使う以下の時間帯に通信品質が落ちる傾向です。

通信品質が落ちる時間帯
  • ランチタイム
  • 夕方から夜間

ただし、ネットが全く使えないレベルではありません。メール・LINE・電話などは問題なく利用できます。

動画視聴や地図アプリの反応が悪くなる程度で、普段使いする分には問題ありません。

MVNOとは
自社で通信設備を持たず、大手通信キャリア(MNO)の回線を借りて提供するサービスをいいます。一般的に「格安SIM」や「格安スマホ」と呼ばれるサービスです。

対面サポートがほぼない

格安スマホでは、対面サービスを実施しているところがほぼありません。対応やサポートはオンライン中心で、チャット・メール・電話などが主です。

対面サポートが可能な店舗があっても、数が限られていたり、有料での対応となる場合もあります。

しかし、オンラインでのサポートは充実している傾向です。サイトから気軽に問い合わせできるほか、格安SIMによっては24時間のチャットサポートなども用意されています。

大容量プランが少ない

格安スマホの料金プランは小容量〜中容量のプランが充実しているものの、30GB以上の大容量プランは少ない傾向です。

現在大手キャリアの大容量プランを利用中で、データ容量を充分に使いきれている方は、乗り換え時に事業者の選択肢が狭まる可能性があります。

ただし、近年は大容量プランを用意している格安スマホも増加傾向です。本記事で紹介している格安スマホでは、以下の4社が大容量プランを用意しています。

大容量プランを用意している格安スマホ
楽天モバイル無制限
LINEMO30GB
ahamo110GB
mineo無制限

通信品質よりもデータ容量のほうを重視する場合は、格安スマホも選択肢のひとつに入ります。

キャリアメール・キャリア決済が使えない

格安スマホでは、キャリアメールやキャリア決済が利用できません。

キャリアメールとは、大手キャリアで利用できる以下の末尾を持つメールを言います。

キャリアメールの種類
  • ドコモ:@docomo.ne.jp
  • au:@ezweb.ne.jp
  • ソフトバンク:@softbank.ne.jp

キャリア決済とは、スマホ料金と一緒にさまざまな支払いができるサービスです。

ただし、キャリアメールの場合は、お金を払えば継続して利用できる場合があります。継続して利用できなくてもGmailやYahooメールなどのフリーアドレスを利用すれば、メールでのやり取りは可能です。

キャリア決済に関しては対応策がないものの、LINEMOなど一部の格安スマホではキャリア決済に対応しています。

端末とのセット購入だと選択肢が狭まる

格安スマホのなかには、契約と一緒に端末を購入できるところがあります。

回線と端末をセットで契約できて便利な反面、選択できる端末が少なく、好きなものを購入できないのがデメリットです。

最新機種や好きな端末がある場合は、格安スマホの回線契約とは別で、端末のメーカーやオンラインショップなどで購入する方法を検討しましょう。

LINEの年齢確認認証ができない

格安SIMのなかには、LINEの年齢確認認証ができないものもあります。

LINEの年齢確認とは

トラブル防止を目的とし、通信キャリアと連携して18歳以上であるかを確認する仕組みです。

認証が完了すると、LINEでのID検索が可能となります。

格安スマホには年齢認証非対応のものがあるため、LINEのID検索を利用したい方にとってはデメリットです。

しかし、QRコードの読み取りによる友達追加は可能です。また、格安スマホのなかには年齢確認に対応している事業者も増えています。

ほかにも、一度年齢確認を済ませたアカウントは通信事業社を切り替えても年齢確認が有効になるため、大手キャリアを使用しているのであれば、年齢認証を済ませてから切り変える方法もあります。

【失敗しない】自分に合った格安スマホの選び方

格安スマホを選ぶ際は、料金の安さだけでなく、データ容量・通信速度・サポート体制など、自分が重視しているポイントをチェックするのも大切です。

格安スマホの選び方
  • 月額料金が現状より安いか
  • 希望のデータ容量プランがあるか
  • どこまでの通信速度を求めているか
  • eSIMに対応しているか
  • 店舗でのサポートを望んでいるか

月額料金が現状より安いか

安さを重視する場合は、現状の月額料金より確実に安くなるかをチェックしましょう。

ただし、料金体系や提供されるデータ容量は事業者ごとに異なるため、単に安いプランを選ぶ前に、自身の月に使用するデータ使用量を確認するのも大切です。

本記事で紹介した格安スマホのなかで選ぶなら、以下のとおりです。

格安スマホの選び方の例
通話メインで通信が少ない・LINEMO
・irumo
容量も重視しつつ料金を抑えたい・楽天モバイル
・ahamo

希望のデータ容量プランがあるか

格安スマホによって、利用できるデータ容量はさまざまです。自分のデータ利用量に合わせて、最適なプランを選びましょう。

また、データ容量と月額料金のバランスを見るのも大切です。本記事で紹介した格安SIMの場合は、以下の順で1GBあたりの料金が安くなっています。

格安スマホプラン1GBあたりの料金
楽天モバイル3GBプラン359円
20GBプラン108円
LINEMOLINEMOベストプラン(3GB)330円
LINEMOベストプラン(10GB)209円
LINEMOベストプランV(30GB)99円
ahamoahamoプラン(30GB)99円
ahamo大盛りプラン(110GB)49円
irumo0.5GBプラン1,100円
3GBプラン722円
6GBプラン471円
9GBプラン375円
mineoマイピタ1GB1,298円
マイピタ5GB303円
マイピタ10GB195円
マイピタ20GB108円
※無制限プランは含んでいません

どこまでの通信速度を求めているか

格安スマホは、大手キャリアの回線網を借りてサービスを提供しているため、時間帯によっては通信速度が制限される場合があります。

通信速度を重視する方は、大手キャリアのサブブランドを選ぶのがおすすめです。

本記事で紹介している格安スマホのなかでは、irumoと楽天モバイルが該当します。混雑しやすい時間帯でも比較的快適な通信速度で利用できます。

eSIMに対応しているか

自身のスマホがeSIMの場合は、乗り換え先がeSIMに対応しているか確認しましょう、eSIMとはスマホにダウンロードして使うSIMを言います。物理SIMのように差し替える必要がなく、オンラインで手続きが完結するのが特徴です。

eSIM対応の格安スマホであれば、QRコードを読み込むだけで手続きが完了し、即日利用開始が可能です。

一部の格安スマホでは物理SIMカードのみの対応となっている場合もあるため、事前に確認が必要です。

店舗でのサポートを望んでいるか

契約手続きやスマホの操作に不安がある場合、店舗でのサポートが受けられる格安スマホを選ぶと安心です。

多くの格安SIM事業者は実店舗を持たず、オンラインや電話が中心ですが、店舗サポートを提供しているサービスも存在します。

本記事で紹介したなかでは、以下の4社が該当します。

店舗でサポートが受けられる格安スマホ
  • 楽天モバイル
  • ahamo(有料:3,300円)
  • irumo
  • mineo

格安スマホが向いていな人の特徴

格安スマホは、万人におすすめできる訳ではありません。以下の特徴に該当する人は、格安スマホではなく、大手キャリアのスマホを利用するのがおすすめです。

格安スマホが向いていない人の特徴
  • 常に高い通信速度を必要としている人
  • 振込用紙での支払いを希望する人
  • クレジットカードを持っていない人


格安スマホは大手キャリアと比較して通信品質が劣るため、常に高速通信を求める人は、大手キャリアの回線を使用するほうがストレスなく利用できるでしょう。

また、格安スマホの料金支払いは、クレジットカードや口座振替が基本となっており、振り込み用紙による支払いができる事業者は限られています。

クレジットカードを持っていない場合、契約できる格安スマホの選択肢が大幅に減少し、結果として利用できるプランが限られることになります。

格安スマホへ乗り換える手順

格安スマホへの乗り換えは、意外と簡単です。

格安スマホへの乗り換える手順
  1. SIMフリー端末を用意(またはSIMロック解除)
  2. MNP番号を取得
  3. 開通の設定をする

事前に準備するものや、乗り換えの手順を把握しておけば、スムーズに乗り換えられます。

①SIMフリー端末を用意(またはSIMロック解除)

乗り換え先のSIMカードに対応した端末を準備します。

端末の準備の仕方
現在の端末を使う場合1.格安SIMに対応しているか安SIMの公式サイトで確認
2.対応していない場合は、端末の買い替えが必要
3.対応している場合は、SIMロックがかかっているか確認
4.SIMロックがかかっている場合はSIMロックを解除
新しく端末を買い替える場合格安SIMに対応している端末を購入

なお、本人確認書類とクレジットカードまたは引き落とし口座の情報を事前に用意しておくとスムーズです。

②MNP番号を取得

現在契約している携帯電話会社でMNP予約番号を取得します。MNP予約番号とは、現在使用している電話番号をそのまま格安スマホでも使うために必要な番号です。取得方法は以下のとおりです。

MNP番号の取得方法
  • 現在契約している携帯会社へ電話
  • 公式サイトやマイページ
  • 実店舗の窓口

なお、MNPワンストップに対応した格安SIMであれば、MNP予約番号の取得は不要です。乗り換え先のサイトで申し込み手続きをするだけで、自動的にMNP転出手続きが行われます。

MNPワンストップとは
2023年5月に導入された新しい携帯電話番号ポータビリティ(MNP)の仕組みです。新しく契約する携帯電話会社での手続きだけでMNP転入ができます。

③開通の設定をする

SIMカードまたはeSIMを有効化するための設定を行います。

開通の設定方法
SIMカードSIMカードを入れ替え、APN設定をする。
eSIMQRコードなどからプロファイルをダウンロードするだけ

設定方法は乗り換え先の格安スマホによって異なるため、公式サイトなどで確認しましょう。

監修者 小川さん

SIMカードでもAPN設定が不要な格安スマホはあります。

【Q&A】格安スマホに関してよくある質問

格安スマホに関してよくある質問をまとめました。

格安スマホに関してよくある質問
  • 格安スマホと格安SIMの違いがわかりません
  • 格安SIMに切り替えるときに引き止めに合うって本当ですか?
  • サブ回線を契約したほうがいいですか?
  • iPhoneが購入できる格安スマホはどこですか?

ひとつずつ回答します。

格安スマホと格安SIMの違いがわかりません

格安SIMとは、大手キャリアの回線を借りて通信サービスを提供する低価格なSIMカードを言います。

両者は混同して使われるケースも多く、明確に使い分ける必要はありません。

一方、格安スマホとは、格安SIMとセットで販売される低価格なスマートフォン端末を指します。

格安SIMに切り替えるときに引き止めに合うって本当ですか?

以前は、MNP予約番号を取得するために電話で手続きをする必要があり、その際に引き止めに合うケースが多く見られました。

しかし、2023年5月にMNPワンストップ制度が導入されたため、乗り換え先のWebサイトから簡単に手続きできるようになり、引き止めも少なくなりました。

サブ回線を契約したほうがいいですか?

サブ回線の契約は必須ではありませんが、何かあったときに便利です。例えば、メイン回線で通信障害が発生した場合でも、サブ回線があれば通信できる可能性があります。

サブ回線を契約する際は、メイン回線とは異なる回線を契約するのがおすすめです。メイン回線がドコモなら、サブ回線はソフトバンク、のようなかたちです。

近年のスマートフォンはほとんどがデュアルSIMに対応しており、仕事とプライベートで電話番号を使い分けたい人にもおすすめです。
» デュアルSIM最強の組み合わせ

iPhoneが購入できる格安スマホはどこですか?

iPhoneが購入できる格安スマホは、以下のとおりです。

iPhoneが購入できる格安スマホ
  • 楽天モバイル
  • ahamo
  • irumo
  • mineo

上記の格安スマホでiPhoneを購入した場合、各業者の割引が適用され、定価より安く購入できる可能性があります。

まとめ:ランキングを参考に本当に使える格安スマホを見つけよう

格安スマホは、大手キャリアよりも月額料金が安く、用途に合ったプランを選べる点がメリットです。

自身に本当に使える格安スマホを見つけるためには、月額料金とデータ通信容量のバランスを見つつ、欲しいサービスが提供されているか確認しましょう。

おすすめの格安SIM5社
格安SIM会社月額料金
(データ通信量)
通信回線おすすめな人おすすめキャンペーン公式サイト

楽天モバイル
1,078円〜3,278
(3GB〜無制限
通話かけ放題
楽天モバイル
au
・電話・データを気にせず使いたい
・楽天市場でよく買い物をする
・iPhoneとセットで最大36,000円相当還元
・最大14,000ポイント

LINEMO
990円〜2,970
(3GB〜30GB)
※ベストプランV
通話5分無料
ソフトバンク・1,000円未満で使いたい
・LINEのトークや通話し放題がいい
最大20,000ポイント

ahamo
2,970円/4,950
(30GB/110GB)
通話5分無料
ドコモ・データをたっぷり使いたい
・シンプルな料金プランがいい
最大20,000ポイント

irumo
550円〜3,377
(0.5GB〜9GB)
ドコモ・とにかく安く使いたい
・ネット回線とのセット割を受けたい
最大17,000ポイント

mineo
1,298円〜2,178
(1GB〜20GB)
ドコモ
au
ソフトバンク
・3大キャリアの通信回線から選びたい
・使い方に応じて料金プランをアレンジした
なし
※すべて税込み価格

格安スマホ5社のなかでも迷ってしまう方は、楽天モバイルLINEMOがおすすめです。

おすすめポイント
  • LINEMO:ソフトバンク回線をたったの990円(3GB)で使える!
  • 楽天モバイル:データ無制限、通話し放題を3,278円で楽しみたい!
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