X(旧Twitter)が重い、読み込みが遅い原因と効果的な改善方法9選

Xが重い、遅いと感じる理由はキャッシュが溜まっている、AIモデルが稼働しているなど、原因はさまざまです。

私もXを使用している中で、動作が遅くなる問題に何度も直面しました。しかし、キャッシュの削除やデータセーバー機能を活用することで、驚くほどスムーズに改善できました。

本記事では、私の体験をもとに、初心者でもカンタンに実行できるXの動作を改善する方法を分かりやすく解説します。

X（旧Twitter）が重い、読み込みが遅い原因7選

Xを使っていると、動作が遅くなったり、端末が熱くなったり、カクカクした動作が発生することがあります。

キャッシュの溜まりすぎで動作が遅い

アプリを使用していると、画像や動画、ページのデータが一時的に保存され、これを「キャッシュ」と呼びます。キャッシュは一度読み込んだデータを素早く表示できるため、通常はアプリの動作をスムーズにします。

しかし、長期間使用するとキャッシュが溜まりすぎて端末のストレージを圧迫し、逆に動作が重くなる原因になります。

定期的にキャッシュを削除することで、データの蓄積をリセットし、アプリのパフォーマンスを改善できます。

AIモデル（Grok）が稼働している

2024年5月のアップデートで、XにGrokというAIモデルが導入されました。Grokはユーザーの行動を学習し、よりパーソナライズされた体験を提供することを目的としています。

しかし、AIが常に稼働していることで、デバイスに負荷がかかり、動作が重くなることがあります。

Grokの稼働をオフにする設定もあるため、必要でない場合はAI機能をオフにすることで動作を軽くできます。

サーバートラブルによる遅延

アプリが重い原因の一つとして、Xのサーバー側のトラブルが挙げられます。

Xはサーバーを通じてデータを送受信しているため、サーバーで障害やメンテナンスが発生すると、アプリの動作が遅くなったり、タイムラインが更新されないことがあります。

この場合、ユーザー側では直接の対処が難しく、サーバーが復旧するのを待つ必要があります。X公式アカウントや関連するメディアでサーバーの状況を確認すると良いでしょう。

ネット環境が原因で動作が遅い

ネットワーク接続の問題も、Xの動作が遅くなる原因となります。

特にWi-Fiやモバイルデータ通信の接続が不安定な場所では、タイムラインの更新が遅れたり、画像や動画の読み込みが止まることがあります。

この場合、ネットワークの接続状況を確認し、安定したWi-Fiやモバイルデータ通信に接続し直すと改善することが多いです。

アプリやOSのバージョンが古い

アプリやスマートフォンのOSが古いままだと、最新の機能や最適化が適用されないため、動作に支障をきたすことがあります。

特に古いスマホでは、最新のOSやアプリのバージョンがインストールできないケースもあり、アップデートできないことがパフォーマンスの低下につながります。アプリでは定期的にバグの修正やパフォーマンスの改善を行っているため、可能な限り最新バージョンにアップデートすることが重要です。

アプリストアやスマートフォンの「設定」からアプリやOSの更新状況を確認し、アップデートすることで、よりスムーズな動作を期待できます。

特に、次の基準に該当する場合は、新しいスマホへの買い替えを検討した方が良いでしょう。

複数アカウントによる負荷

Xでは、複数のアカウントを同時に利用できますが、それに伴い、各アカウントのデータの同期や通知の処理が増えます。

複数のアカウントを利用すると、端末の処理能力に負荷がかかり、アプリの動作が重くなることがあります。

不要なアカウントをログアウトしたり、通知設定を減らすことで、アプリの動作を軽くできます。

バックグラウンドアプリの影響

スマートフォンでは、複数のアプリが同時にバックグラウンドで動作することが多く、端末全体のパフォーマンスを低下させる原因になります。

特に、重い処理を必要とするアプリがバックグラウンドで動作している場合、Xの動作にも影響を与えます。

スマホのタスクマネージャーやアプリ履歴から不要なアプリを確認し、終了させましょう。

X（旧Twitter）が重い、読み込みが遅い場合の対処法12選

Xを使っていると、動作が重くなったり、端末が熱くなることがあります。

原因はさまざまですが、上記を試すことで改善できることが多いです。重くなる原因と解決法を解説します。

スマホを再起動する

まず最初に、スマホ本体を再起動してみましょう。

アプリをたくさん使っていると、メモリがいっぱいになり、効率よくアプリを動かせなくなります。その結果、スマホの動きが遅くなる原因になりますよ。

再起動することで、スマホの電波受信が正常に戻ることがあります。

再起動でカンタンに電波状況を改善できる可能性があるので、まず試してみてくださいね。

モバイルデータ通信をOFF→ONにする

電波の状況が不安定だと、アプリの動作が遅く感じることがあります。

特に、モバイルデータ通信を使っている場合、電波のつながりが悪くなったり、通信が不安定になると、アプリのパフォーマンスが低下します。

モバイルデータ通信を一度OFFにして、電波状況をリセットしましょう。

10秒程度待ってから、再びモバイルデータ通信をONにすることで電波をつかめる可能性があります。

機内モードがONになっていないか確認する

機内モードがONになっていないか確認しましょう。

機内モードがONになっていると、すべての通信が遮断されてしまいます。

機内モードをOFFにするだけで電波が回復することがあります。

Xのキャッシュを削除する

Xを長期間使用していると、画像や動画などのデータがキャッシュとして蓄積され、スマホのストレージを圧迫します。キャッシュが溜まりすぎると、アプリの動作が遅くなったり、不具合の原因になります。

定期的に手動でキャッシュを削除することで、動作が軽くなり、ストレージも確保できます。

Twitterがもっさり重たくてスマホも発熱する問題、アプリの設定→アクセシビリティのところからストレージ削除したら快適になったのでメモ https://t.co/IatwqatgfA

— ると (@telutelute) July 3, 2024

キャッシュを削除することで、Xアプリの動作がスムーズになり、スマホのストレージも確保されます。

AI（Grok）の稼働をストップさせる

Xに搭載されたAIモデル「Grok」は、ユーザーの行動を学習し、コンテンツをパーソナライズするために常に稼働しています。

しかし、AIがバックグラウンドで動作することで、スマホのリソースを消費し、アプリの動作が遅くなることがあります。

Grokの機能が不要であれば、停止することでパフォーマンスが改善する可能性があります。

バックグラウンドで起動しているアプリを閉じる

複数のアプリがバックグラウンドで動作していると、スマホのメモリやCPUに負荷がかかり、全体の動作が遅くなることがあります。

Xでは、バックグラウンドで多くの更新処理を行うため、他のアプリと併用するとさらに動作が遅くなることがあります。

不要なアプリを閉じることで、スマホのパフォーマンスが改善され、動作がスムーズになります。

データセーバー機能をオンにする

スマホが重くなる原因の一つに、アプリが多くのデータを読み込むことが挙げられます。

Xのように画像や動画の読み込みが多いアプリは、動作が遅くなりやすいです。

これにより、動作が軽くなるだけでなく、通信データを節約できるため、スマホの負担を軽減し、バッテリーの持ちも良くなるというメリットがあります。

データーセーバー機能をオンすることで、スマホのパフォーマンス向上とデータ節約の両方に役立つ設定です。

アプリを最新バージョンに更新する

アプリのバージョンが古いままだと、新機能が使えなかったり、バグの修正が反映されていないため、Xの動作が不安定になることがあります。

また、最新のセキュリティ対策が適用されていない可能性もあるため、スマホ全体のパフォーマンスや安全性が低下するリスクも考えられます。

最新バージョンに更新することで、アプリの動作が安定し、パフォーマンスの向上が期待できます。

端末の空き容量を増やして動作を改善する

スマホのストレージが不足すると、アプリの動作が遅くなったり、フリーズすることがあります。

画像や動画を多く保存している場合、端末の空き容量が減り、パフォーマンスに悪影響を与えます。ストレージに余裕を持たせることで、Xアプリを含むすべてのアプリの動作が改善される可能性があります。

アプリやOSのバージョンが古い

アプリやスマートフォンのOSが古いままだと、最新の機能や最適化が適用されないため、動作に支障をきたすことがあります。

特に古いスマホでは、最新のOSやアプリのバージョンがインストールできないケースもあり、アップデートできないことがパフォーマンスの低下につながります。アプリでは定期的にバグの修正やパフォーマンスの改善を行っているため、可能な限り最新バージョンにアップデートすることが重要です。

アプリストアやスマートフォンの「設定」からアプリやOSの更新状況を確認し、アップデートすることで、よりスムーズな動作を期待できます。

特に、次の基準に該当する場合は、新しいスマホへの買い替えを検討した方が良いでしょう。

スマホが故障している可能性

スマホの通信速度が遅い、繋がらない原因は端末が故障している可能性があります。

端末の不具合が原因の場合、回線の設定を見直しても解決しません。

スマホの再起動やモバイルデータのオンオフなど、これまでの方法を試した後、以下の手順でスマホが故障していないかを確認してください。

スマホが故障すると、修理や買い替えに思わぬ費用がかかることもあります。

修理費用が高額になるケースもあるため、いざという時に備えてスマホ保険の加入を検討してみるのもいいかもしれません。

スマホ保険に加入しておけば、故障や画面割れが発生しても自己負担を0円に抑えられるため、安心してスマホを使い続けられます。

デュアルSIMにしてみる

スマホ回線は、災害やキャリアの通信障害などによって繋がらないこともゼロではありません。

デュアルSIMにして、UQモバイルのau回線とは違うキャリアを使うことで、他のキャリアの電波を利用できます。

デュアルSIMとは

1台のスマホにデュアル（dual／二重）、つまりSIMカードを2枚装着して利用できる機能のことを指します。

万が一繋がらなくなると、スマホ回線を使ったデータ通信や音声通話、決済アプリ、マップなどが使えなくなります。

過去に発生した大規模通信障害は次のとおり。

時期	キャリア	大規模通信障害の概要
2022年9月	楽天モバイル	約141万人に影響、復旧まで約2時間
2022年7月	KDDI	約3,091万人に影響、復旧まで約86時間
2021年10月	NTTドコモ	約1,290万人に影響、復旧まで約29時間
2018年12月	ソフトバンク	約3,060万人に影響、復旧まで約4.5時間

上記のとおり、各キャリアで大規模な通信障害が発生しています。小さい障害であれば、もっと数は多くなります。

スマホ社会の現代では、スマホはなくてはならない物となっています。

現代で、数時間から数日の間もスマホが使えない状況は私たちの生活に大きな影響があります。

» デュアルSIMを解説

楽天モバイルで実施中のキャンペーンは「【2024年11月最新】超わかりやすい！楽天モバイルのキャンペーンまとめ」で解説しています。

X（旧Twitter）が遅いままの場合は他の格安SIMにしよう

これまで説明した対処法を試しても、Xが遅いままの場合、通信環境が原因となっている可能性があります。特に通信速度が遅い場合は、利用している回線が問題かもしれません。

その場合、他の格安SIMへの乗り換えを検討してみましょう。通信速度が速いプランや、安定したネットワーク環境を提供しているSIMを選ぶことで、Xの動作が改善することがあります。

迷ったら、楽天モバイルにすれば間違いありません。

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【Q&A】X（旧Twitter）が重いに関するよくある質問

X（旧Twitter）が重いに関するよくある質問は次のとおりです。

まとめ｜X（旧Twitter）を快適に使うためのポイント

Xを使用していると、動作が重くなったり、端末が熱くなることがあります。その主な原因を7つ挙げます。

これらの問題を解消するためには、次の対処法が有効です。

これらの方法を試すことで、X（旧Twitter）を快適に使用できるようになります。

上述した対処法を試しても、Xが遅いままの場合、通信環境が原因となっている可能性があります。特に通信速度が遅い場合は、利用している回線が問題かもしれません。

その場合、他の格安SIMへの乗り換えを検討してみましょう。通信速度が速いプランや、安定したネットワーク環境を提供しているSIMを選ぶことで、Xの動作が改善することがあります。

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